バルブコアが外れないVittoriaで、シーラントと注射器でパンクを直してみる

先週のこと、いつもの奥の坂道錬から帰ってきて、ふとReynoldsの前輪を確認してみるとVittoriaのCorsa CX-IIがスローパンクしていた

8.5気圧くらい入れて1時間走って帰ってくると4.5気圧くらいまで下がってるという状態。

いくら空気が抜けやすいVittoriaといえども抜けすぎで、後輪と比べるとスローパンクしているのは明らか。

ちなみに以前こんなものを用意して、シーラントを入れれないか試したことがあったのだが、Vittoriaはバルブコアが外れないので、バルブコアを外してシーラントを入れておくことができなかった



今回は逆に、パンクした穴を通して外側からシーラントを注入してやろうということで用意したのがこちら。細い針を備えた注射器である。



自転車専用品だと高いのだが、一般医療用の注射器で需要も多いからか10個で8ドルで意外と安かった。



こちらのバルブコアに装着できる専用注射器だと1個で9ドル。十倍以上の価格差である。



ちなみに今回Amazon.comなどで検索するときに知ったのだが、同じ注射器でもInjectorは肉等のマリネ用のもの、医療用のもっと細いものはSyringeという単語が使われるようである。



シーラントを注射器にいれて準備。



シーラントは無事注入できたのだが、8気圧くらい入れるとプシューーーと空気と一緒にシーラントも飛び出す



しょうがないので違うシーラントも試す。こちらは同じくTUFOのものだがより強力というもの。



が、先程の注射針は18Gという規格でゲージ(G)のサイズが小さく、シーラントが詰まってしまって注入できない



ということで、18G(内側直径0.838ミリ)の2倍近い、14G(内側直径1.600ミリ)の針を購入。こちらも50個で9ドルなのでお財布的には痛くない。これで100ドル近くするチューブラータイヤを使い捨てしなくてよくなると思えば激安である。



ちなみに14Gの針は尖端が針状になっておらず外側からは刺しにくかったのだが、これだけ細ければVittoriaのバルブを根本から外して注入することができるのでそれでTUFOのシーラントを注入。

が、やはり高気圧になるとプシューーとシーラントが飛び出すが固まらず撃沈。

さらに昔チューブレスのときに買ったHutchinsonのシーラントを使ってみる。



そしたらこれが成功。

9気圧入れても空気が飛び出さない。



が、前後輪に同じだけ空気圧を入れて翌朝チェックしてみると、シーラントで塞いだ前輪だけ空気の減りが早い…

これはやはり完全に塞げてないのかと不安になりながらもすでにグランフォンドニュージャージー前日、

とりあえず試走をしておこうと思って軽く走りに行く。

と、しばらくしてプシュップシュップシュップシュッと空気が漏れだしてしまう

なんてこったい。

こうなったらタイヤを貼り替えようかとも思ったが、もう一つStan's No Tubeというシーラントを試したかった(が、まだ注文したばかりで届いていなかった)ので、Aeolusの90mmホイールを履いて出る事にした。

シーラントとの戦いはまだまだ続く。


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