激動の台湾、民主化分水嶺のサービス貿易協定撤回要求デモ

台湾が激動している。

今、アジア人として注目すべきはウクライナでもマレーシアの飛行機でもなく台湾である。

以前ご紹介した香港の実情のように、台湾でも「共産党の侵略計画」が進行している。

すでにご存知の人も多いかと思うが、詳細は以下ウェブサイトをご覧いただきたい。

  台湾が恐れるアジア版クリミア劇場

  貿易より自由 台湾学生の乱 中国との協定反発 議場占拠長期化も

  中国と台湾との“サービス貿易協定”を一時撤回! 台湾助かったね

SNSでの広がりを見せる近年の動きと同じく今回もマスメディア※よりむしろネットの力を使って全世界に台湾で起こっていることが伝えられた。(※中国大陸では「暴徒」と批判報道、一方、香港では連日のように大きく報道されている)

日本語でも。



広東語でも。



香港にしろ台湾にしろ、それに反発し覆す民衆の力にこそ民主化への一縷の光を見るのであった。

熱い、とっても熱い。

今後の国の行き先を決めるような民主化分水嶺のこれらのデモに比べると、ニューヨークで2011年に行われた、いわゆる貧富の格差デモのOccupy Wall Streetが陳腐に見えてしまう・・・。




2 件のコメント :

  1. 白橙アクア2014年3月28日 13:28

    熱いですねえ台湾。若者が本気で「我々が抵抗を続ければ、この国の未来は変わり、新しい世界が開かれると信じている」というメッセージを発信する。
    同じアジアの同朋として嬉しくも、また若かりし頃の自分と比して恥ずかしくもあります。
    「ウォール街を占拠せよ」はそれに比べれば確かに俗っぽい主張ですねwでもアメリカは、今の台湾がしているような戦いに勝利した国。ある意味で台湾の民衆の目標でもあるのでしょう。
    いつか自由と民権を勝ち取った台湾の人達が、安心して「台北101を占拠せよ!」なんて言える日が来るといいですねw。

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  2. 初心者ロードレーサー2014年3月29日 1:36

    「台北101を占拠せよ!」、いいですねー!
    某国の新聞では今回の学生デモによる立法院の占拠を「民主主義を否定する暴力的行為だ」などと批判していますが、これだけ多数の人を巻き込んだ大規模なデモが起きていて、その背景が議論打ち切りで与党が強行締結した協定にある以上、民意が反映されず「民主主義を否定」しているのはむしろ政治の方で、さらにそう論じている某国自体が民主主義を否定する一党独裁体制を敷いているというのが皮肉でもあります。。。

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