今のヘルメットは日本から高い送料を払ってゲットしたOGKのMS-2。
ある意味、ヒルクライムでの軽さのメリットのみ。(といってもヒルクライムではその軽さこそが命なのだが)
軽いといっても、ヘルメットなしとヘルメットありで比べたらそれでもマイナス効果である。(まあ安全上かつルール上もヘルメットを被るのは必須なのであるが)
一方で、エアロヘルメットの場合、ヘルメットなしよりもヘルメットを被った方がむしろ速くなる。
以前ベルギー遠征前に用意したエアロヘルメットとスキンスーツでプロスペクトパークを走ったところ、周回タイムが急上昇してその威力を思い知らされたものである。
遠征準備編:タイムトライアル装備&実走タイム比較
Non-TTバイクのカテゴリでヘルメットのエアロ効果を高めるには、UCIのロードレース規定に適合した装備でエアロ効果を出す必要がある。
この点、マーケットには2種類のエアロロードヘルメットが出ている。
まずは既存のヘルメットのベンチレーションを塞いだタイプ。
KASKのVERTIGOモデルのベンチレーションを塞いだものや、
モストロのベンチレーションを塞いだモストロ・TT、
既存のロードヘルメットに被せてベンチレーションを塞ぐLAZERのエアロシェル。いまっちさんもこれを使っている。
一方で、エアロロードヘルメットとして専用設計されたものもある。
KASKのINFINITY、
GiroのAir Attack、
そしてSpecializedのEvade。
SpecializedのEvadeに至っては、ベンチレーションの穴を塞ぐとむしろエアロ効果が悪化するというくらい、ベンチレーション含めて整流効果が最適化されるように設計されている。
GiroのAir Attackは頭の形的に断念したが、SpecializedのEvadeに白羽の矢を立てたのであった。
ちなみにLazerのエアロシェルは41gでした。
返信削除おおおお!軽いですね。EvadeはMS-2よりも100g以上重いのでヒルクライムTTにはエアロシェルの方が効果高いかもしれませんね。
返信削除