きっかけはハイポイント後にリアディレイラーの調整をしていたとき。
メンテ台にロードバイクを乗せて、リアホイールを止めようとブレーキをかける・・・、が、ブレーキレバーを離してもブレーキが完全に戻らない。
シューの部分を手で持って、グッと広げてやると広がる・・・。
おそらくリアブレーキのスプリングが緩くなってしまったのか、これではブレーキをかけるごとにブレーキ幅が狭まってリムと擦れてしまうリスクが増えるので交換することに。
ネットでBR-9010を物色。
ちなみにeBayを探してみると妙に安いのもあるが、BR-9010と書かれているのに写真はBR-9000だったりして怪しいので事前チェック必須。
BR-9010には、BR-9010-F、BR-9010-R、BR-9010-RSの3種類があり、それぞれフロント用、BB下マウント用、リアステー用に分かれている。
Emondaのリアブレーキは通常のリアステーに装着するものなのでBR-9010-RSを購入。
到着してから早速付け替える。
ダイレクトマウントなので2本のネジを外してフレームから分離。
中央に引っかかっているスプリングを取ると左右でバラバラになる。
と・・・、なんか微妙に形が違う。
特にスプリングの形が・・・。
と思って型番を見てみると・・・。
自分が買ったのはもちろんBR-9010-RSだが・・・。
なんと、Emondaの完成車にはフロント用のBR-9010-Fがついていたのであった。
ちなみにもしかしたらフロントにリア用のがついて入れ替わっているんではないかと思ったが、フロントにはちゃんとフロント用のBR-9010-Fがついていた。
この点、BR-9010-RSは後発のブレーキらしく、海外のネットでも両方フロント用を使っているという同じような人もいた。
こちらのフォーラムではまさに自分と同じ、「Emondaに付けるDura-Aceブレーキ」について取り上げられており、曰く、「同じトレックのメカニックでも、一方からはフロント用をリアに使って良いと言われ、もう一方からはリアにはリア用のBR-9010-RSを買えと言われた。いったいどっちを使ったらいいんだ」とのこと。
回答を見ると、同じように完成車で両方ともBR-9010-Fがインストールされていた人もいて、シューの方向さえ間違わなければ(つまりBR-9010-Fをリアに使う場合はブレーキシューの船の方向を逆向きにすれば)どっちでもいいらしい。
この点、シマノのホームページを見ると、仕様には重さ以外に違いはない(BR-9010-RSの方が4グラム軽い)。
しかし、他のウェブサイトを調べて見ると、BR-9010-RSは最初からブレーキシューの船がリア用に付いているのに加え、リア用にスプリングが強化されているらしい。スプリングといえばまさしく今回自分がブレーキ交換するきっかけになった箇所なのでやはりリア用にして正解だったようだ。
たしかに心なしか、左のBR-9010-RSの方がスプリングが太くなっている。
なにはともあれ新品のBR-9010-RSをインストール。
今回の自分の問題はフロント用かリア用かではなく、そもそもスプリングが疲労していたことが原因なので新品にすることで完全復活。
これでリムとの擦れを気にすることなく乗れるようになった。
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