ヒルクライム用ギア&リアディレイラー&チェーン換装

ハイポイントのヒルクライムTTにあたり、ヒルクライム用のギアとリアディレイラーに交換する。




■ギア

これまでの平坦タイムトライアルはロード用のギアで走ったが、これから始まっていくヒルクライムレースに備えて11-34Tのギアに換える。



以前ご紹介したXTR CS-M980のスプロケットの10スピード。



まずはディグリーザーで汚れを落とす。



平均勾配12%のアスカトニーでギアが足りずに惨敗し、同勾配のエキノックスヒルクライムレースに備えて準備したスプロケットである。



無事換装完了。




■リアディレイラー

リア34Tというワイドギアに対応するため、リアディレイラーもXTRのRD-M972 ロングケージ(9スピード)に変更。



シャドータイプにしたがちゃんと調整すれば変速には問題なく、むしろタイムトライアル等では空気抵抗的にシャドータイプの方がいいんではないかと思ってしまう。

デュラエースを外してXTRを装着。




■チェーン

リアが34Tでロングケージのリアディレイラーを使うとなるとチェーンも足りなくなるので交換。

106コマでは、50T-30Tには入るが、50T-34Tには入らない。



チェーンチェッカーで確認すると0.75以上に擦り減っていたのでちょうど良い機会であった。





10スピードのチェーンを用意。これでフロントのクランクは11速、リアディレイラーは9速、チェーンは10速という変則コンビネーションの出来上がりである。



これは116コマタイプだが、そんなに必要無いのでチェーンを切る。



チェーンの長さは結局110コマで落ち着く。



オンライン上の計算では108コマと出たが、36Tへの拡張性も考えると110コマでちょうど良いであろう。



コネクトピンの折り方が悪く突き出してしまったので



ヤスリで削って完了。



今シーズンのヒルクライム用パーツ周りはこれで完了。

これであとはエンジンの改善に集中するだけである。


4 件のコメント :

  1. いちいちリアディレイラーを取り替えるのもめんどくさいのでロングケージ10速ディレイラーをずっと使うのもありかもしれませんねえ。
    自分のバイクには最初からミディアムケージがついてたんですが、この前クラッシュした時にチェーンリンクと一緒にぐにゃぐにゃになりました。自転車屋のメカニック曰く曲げなおせば一応使えるらしいのですが、この際なのでショートケージのディレイラーにかえました。曲がった状態で一応手元にありますが、曲げ直してまで使う日は来ないと思います。
    自分はフロントがなぜかノーマルより大きい歯数構成なので激坂なんて登れるセッティングじゃないです。そもそも体重的に苦しいですね。

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  2. 初心者ロードレーサー2014年5月8日 2:08

    リアディレイラーはぶっちゃけ動きさえすれば何でもいいと思います。アクチュエーションレシオとギア比さえまかなえるものであれば。特にギア比はフロントとリアの組み合わせに対応していないと変速できないのでどうにもなりませんが、それさえできればあとは結局エンジン次第ですしね。

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  3. こんな変態(失礼)例コンビネーションでも動くんですね。自転車は深い。
    自分はまだ三本ローラーの上でアタフタしておりますw

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  4. 初心者ロードレーサー2014年5月14日 1:23

    アクチュエーションレシオさえあってればディレイラーはシフターのいいなりなのでシフターが段数を決めてくれます。レシオが違うMTBの10速ディレイラーだと逆にロードの10速には使えないようで、ここらへんも奥が深いですね。

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