通勤用ブロンプトンにシマノの105クランクとデュラエースStagesパワーメーターを装着



ブロンプトンの純正クランク、ボトムブラケットを外した前回の作業。

用意したのはシマノのDura-Aceボトムブラケット SM-BB9000。



純正BBのスクエアテーパーから一気に時代を飛び越えてホローテックIIに。



BBに同梱されていたのはTL-FC32。





パークツールのBBT-9にはめて使う。



ブロンプトンのBBと違い、ネジ切りは逆ネジになっているので右側は反時計回りで締める。



ISO規格の68mmということもあり、普通に装着完了。これで24mmのシャフト径を持つクランクセットが装着可能になった。




そして試してみたのはDura-Ace FC-9000の装着。



が、BBとチェーンステーが近いため、インナーのスパイダーアームとチェーンステーが干渉してしまい装着できない。

以前使っていたCinQo Quarqも試してみる。



だがやはりインナーが干渉してしまい装着できず。


インナーといってもチェーンリングではなく、インナー用のスパイダーアーム部分が干渉しているので、単にインナーのチェーンリングを外すだけでは解決策にはならず、なにかしら削る必要がありそうだが、通勤用という手前、強度に不安が出るし、高価なものなので削ることはしたくない。

Dura-AceでもCinQoでも駄目ということで、そもそもダブルクランクのQ-Factorでは難しいらしい。



ということで試してみたのが最近激坂対策に用意したトリプルクランクのFC-5703。



インナーを外して、アウターとミドルを付けて装着すると、ギリギリ干渉せずに装着できた。





折り畳んだ場合でもクランクとプーリーがかなり近くなるものの接触はなく問題なし。



BB周りは特段カスタム不要で、SM-BB9000にFC-5703をそのまま装着可能。

フロントディレイラーは装備していないのでフロントの変速はできず、アウターだけで十分。

チェーンリングボルトにスペーサーをかませばミドルのチェーンリングすら要らなくなる。




そして最後の仕上げ。

こいつを取り付けて完了。




しばらく使ってみたが、結果は上々。


街乗り小径車であるブロンプトンにDura-Aceのパワーメータークランク。

ミニバンファミリーカーの左ホイールだけF1仕様になっているような変態チック・・・、もとい、ミスマッチ感。

とりあえず一ついえることは、間違っても路上駐車なんか怖くてできないということである。


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