MAVIC Cosmic CXR80はウリの一つであるCX01ブレードがUCI規則で禁止されている。
ということで振り出しに戻った感があるディープリムホイール探しの旅。
この点、CXR80の売り文句は、曰く、「ZIPP808 FIRECRESTよりも50km/h、仰角5°で30W削減」。
そしてこちらのBontragerのAeolus D3のホワイトペーパー(PDFリンク、英語)を見ると、
「ZIPPやHEDよりも空気抵抗を軽減」
これらの売り文句を見て気になることを指摘してくれているのが、トライアスロン用のベストホイールを特集しているこちらの記事。
Five of the best tri race wheels
ZIPPの紹介文が的を射ている。
「Still one of the best wheel sets around, this is why other companies compare themselves to Zipp.」
そう、他のホイールメーカーが、自社のホイールの優位性を宣伝するために対比している相手はZIPPが多い。
つまりそれだけZIPPの性能に対する信頼性が高いということであろう。
日本のこちらのインプレでもZIPPに対する評価は高い。
ジップ全般について。
そして極め付けがこの事実。
Konaのアイアンマンで男子トップ15のうち、使用ホイールの内訳(メーカー名、フロント - リアモデル)は以下の通り。
Kona 14 Top 15 men - bike
- ZIPP 808 - 808 5名
- Shimano C50 - C75 4名
- Shimano C75 - C75 2名
- ZIPP 404 - 808 1名
- Mavic CXR80 - CXR80 1名
- Enve SES 6.7 - 8.9 1名
- Reynolds 72 Aero - 90 Aero 1名
メーカー別にみるとZIPPとShimanoが2トップとなっており、組み合わせではZIPP 808と808が最も多い。
特にトップ3は3人ともZIPP 808を使用していて、その実績の高さが伺われる。
ちなみにMAVIC Cosmic CXR80の使用者は、CX01ブレードが認められているトライアスロンですら1人だけ。
これまではホワイト&ブルーのフレームデザインに合わせて考えていたこともあり、デザインやカラーリングといった部分を考えてしまっていたが、マットブラックのEmondaではもはやデザインを気にすることなく、純粋に性能だけ考えて選ぶことができる(負け惜しみ)。
なお、自分の身長的なプロファイルではハンドリングを考えてフロント404、リア808の方がいいのであろうが、セットでディスカウントされているものでその組み合わせがなかったこと、去年は前後90mmのAeolus 9.0で特に問題なかったので808セットで行くことに。
ということで今期はタイムトライアルがメインになることもあり、清水の舞台から飛び降りる感じでZIPPをポチったのであった。
おお、ZIPPですかいいですねえ。
返信削除自分がホイールを買う時はまずコンポを11速にしてからにするか10速で探すか悩みますね~。
ホイールを買うときは迷わず11速でいいかと思います。11速のハブであれば10速も使える一方で、10速のハブでは11速は(特殊なスプロケットでもない限り)使えないので。
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