LA遠征記第6回:決戦の地!サンタバーバラ

ロードバイクの組み立てを終えたら試走へ。

ちょうど海岸沿いに自転車道があるということを聞き、まずは海岸線へ出ることに。

西海岸のビーチで試走


といっても持ってきたサイコンはGarmin Edge 130のみ。

事前に地図で行き方を確認したものの、初めての土地ということもあってどの通りを曲がるかといった情報が全部頭の中に入ったわけでもない。

大体の方向へ走り出しつつ、時折迷子になってはスマホを取り出して地図を確認、そしてまた少し走っては地図で確認しを繰り返しながらなんとか海岸線へ。

その途中でドーナツをゲットしたりといろいろあったのだが、話しが脱線して収集がつかなくなってしまうので、それらのトピックは別エントリで後日取り上げるとして、まずは試走~レースのメインストーリーから記述していきたい。



木曜の午後ということでバリバリ平日なのだが、さすがは世界的な観光地だけあってプロムナードは観光客で溢れている。



ビーチ沿いのサイクリングロードも見つけたものの、シェアサイクルでポタリングをしている人や、西海岸で最近流行っているとニュースで見たシェア電動キックボードで走っている観光客も多く、これではとてもではないがスピードは出せないなと思いながら漕ぎ出す。



こうなったら自分も切り替えて観光ポタリング気分で試走にしようとゆっくり走る。



ヴェニスビーチをずっと北上していくと、向こうにサンタモニカピアが。



サンタモニカピアでは木造の橋の下を通る。



サンタモニカピアはこれで3度目だが、橋の下を通るのはこれがはじめてでなんというか風情がある。



サンタモニカピアからさらに北にいくと、うって変わって観光客が少なくなる。



道も(スピードを出させないように)クネクネとしていたのが、ここの辺りでは直線になっていてそれなりにウォームアップ強度で走れる状態に。



これ幸いと変速の調子を確かめながらスピードを上げる。

サイクリングロードの北端に到着して折り返し。



それなりに汗ばむくらいのいいウォームアップが出来てOさん宅へ帰還。

その後Oさんの奥さんと糖質制限ダイエットの話で盛り上がっているとOさんがご帰宅。

乗鞍で一瞬すれ違ってからは2年ぶり、その前にニューヨークで一緒だったときからは約4年ぶりの再会!!

お互い懐かしさに感動しつつ、積もる話しをしながら夕食をご一緒して床へつく。

サンタバーバラへ


翌日Oさんの車で出発。

まだ暗い中を北上してサンタバーバラへ向かう。



西海岸の人は東海岸の時間帯に合わせて仕事をしている人も多いらしく、その場合ニューヨークが開く朝6時(ニューヨーク時間朝9時)に仕事を始め、午後2時には仕事を終えるということで、朝5時くらいにはすでに渋滞が始まり、午後は3時くらいになるともう渋滞がひどくなるらしい。

今回は逆方向ということで渋滞には巻き込まれなかったが、たしかにロサンゼルス市街へ向かう反対車線ではそれなりに交通量が多くなっていた。

高速道路を降りてサンタバーバラへ到着。



レース会場の近くに駐車して準備を開始する。

レース準備とハプニング


まずはゼッケンをもらうため受付を済ましに。



無料コーヒーもあり、カフェイン注入のためにエスプレッソをいただく。



記念品のシャツ、ソックスに、



サコッシュも。



受付を終えて戻るとちょうど朝陽が上ってきて椰子の木に映えていい感じ。



自転車を車から出してセットアップ。



と、Oさんが顔面蒼白になっている・・・・。

なんとSPD-SLシューズを間違えて、奥さんのものを持ってきてしまったとのこと。

ちなみにロードバイクはOさんのマットブラックトレックに対し、奥さんのロードバイクはチェレステカラーのビアンキで間違えようがないのだが、あいにくシューズは同じメーカーかつホワイトカラーということでサイズだけ違う

が、そのサイズの違いが決定的で、とてもではないが無理すれば入るような状況ではない。

しかもOさんが履いていたのはサンダル・・・。

さすがにサンダルでヒルクライムは不可能ということで、スペアがないかサポートカーのスタッフに尋ねるが、ホイールやタイヤのスペアはあるがシューズのスペアは積んでいないとのこと。

お互い途方に暮れかけたが、もしかしたら自分のスニーカーが履けるかもしれないということで試していただくとなんとかサイズが合う。

サンダルよりはということでスニーカーで走ることに。

スタート前


とりあえずお互い走れる状態にはなったということでウォームアップを少々。

今回は30分ほどパレード走行があるのでそれでウォームアップは十分かと思ったが、一応海岸沿いの道を少しだけ走っておく。



パレード区間はサンタバーバラ市警の白バイが先導してくれることになっており、まずはOさんの年代別グループが出発。



そうこうしていると、元ワールドツアープロで昨年ナショナルヒルクライムチャンピオンを獲ったフィル・ガイモンが登場。



一線を退いたとはいえ体格というかオーラの違いに圧倒される。



フィル・ガイモンといえばカンチェラーラがモーターを使っていた疑惑を著書で指摘して険悪になり、スイスでカンチェラーラとヒルクライム勝負をしたことでも有名。



そして自分の年代別グループがスタート。

今年の最終戦がついに始まる。

0 件のコメント :

コメントを投稿