ロックダウン中は買い溜めが正しい?

日本でも緊急事態宣言が発令され、ニュースでは品不足にならないから買い溜め不要ですという報道もされている。



こちらではロックダウン前はトイレットペーパーや生活必需品の買い溜めが起こり、マスクはもちろんウェットティッシュやハンドサニタイザーなども店から消えた。



さらには高額転売が出てきて出品者が検挙されたりと、買い溜めの弊害も出ている。

が、そういった高額転売はともかく、実際にロックダウンの中で生活をしていると、むしろ良い意味で買い溜めしておこうと思うようになる

なぜなら、政府が優先している政策は感染防止であって買い溜め防止ではないから。

ロックダウン中の生活で優先すべきポイントは、生活必需品や食料品を買い溜めしないことではなく、他者との接触機会を減少させることだから。

例えばこれまで週に3回買い物に行っていた場合、それを週1回にする(≒その分いつもの3倍買い溜める)だけで他者との接触リスクを3分の1にすることができる

それはすなわち自分が感染するリスクを下げることに加え、自分が無自覚症状で他人を感染させてしまうリスクの低下にもつながる。

ということで、他者との接触機会を減らすという目的での買い溜めはむしろありだと思う。

もちろん数ヶ月先の分まで買い溜めるような、過度の買い溜めで在庫に影響が出てしまうのは問題があるが、外出時間の減少か買い溜めしないかのどちらを優先すべきかで考えた場合、前者を優先してそのためにまとめ買いして外出頻度を減らすことは効果的な防疫対策行動といえる

ということで自分も2週間ぶりに近所のスーパーへ行ったがその様変わりした情景に少し驚いた。

こちらでは特に非アジア系の人達はマスクをしないことが普通だったが、今ではどの人もほとんどマスクをしている。

自分が見た限りでは、4人に3人どころかほぼ全員マスクをしていて、4人に3人がマスク、1人はスカーフ等々で顔を覆っているというのが近所の状況となっている。



一方でたいていの物は品薄状況にはなく普通に買える状態。

ぶっちゃけ戦時中と比較されこともあるが、物が普通にあって嗜好品も手に入ることを考えると、戦時中よりよっぽどマシだと思う。



当時は砂糖の供給が制限されお菓子すら食べられない状況だったが、今はオレオだってM&Mだってキットカットだってレディーボーデン・・・はこっちで売ってないがハーゲンダッツだって普通に買える。



むしろ家の中にずっといて甘いものを食べ過ぎると体重の増加が心配になってしまうレベルで、飢え死にする云々と言われていた戦中戦後の状況とは比べるまでもないと思う。

ちなみにロックダウンの前に自分が買っておいたのは釜飯系。



レストランが軒並み閉まって和食系の味から遠ざかってしまうことを考えると、保存が効いて米と合わせて炊くだけでいろんな味が楽しめる釜飯レトルトはありがたい存在になっている。


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