冷凍できなくなった冷蔵庫
あれは1カ月ほど前のこと、冷凍庫の冷え方が一気に悪くなった。
おかげで買い溜めておいたアイスは溶けてどろどろに。
冷凍食品や保存しておいた肉なども解凍されてしまい、結局食べきれなかったものは捨てる羽目に・・・。
最初は単に調子が悪いだけかと思い、温度設定を一番冷たくしたり、中の物を整理して冷気の流れをよくしたり、他にもネットで調べた対処法を試してみるが駄目。
ちなみに日本のネット情報だと冷蔵庫の寿命の目安はおよそ9年とのこと。
アメリカのサイトも調べてみると、大半の製造元が10年を目安にしているということで日本と似た感じ。
うちの冷蔵庫は前の家主のときから使われていて、自分が使い出してからでもすでに8年が経っているので10年を余裕で過ぎていてもおかしくない。
いちおう冷蔵は大丈夫だったので、冷凍なしの冷蔵庫として使いながら2週間ほど様子を見ていたが改善せず。
そしてやはり冷凍庫が使えないのは困る。
コロナで買い置きが多くなる今の時代ではなおさらのこと・・・。
ということで重い腰を上げて買い換えることに。
アメリカの冷蔵庫のサイズ
自分はこれまでアメリカで冷蔵庫を新調したことがなかった。
こちらの家は大型の家電はついてくるのが普通で、レンタルはもちろん持ち家であっても冷蔵庫や電子レンジは備え付けてあることが多い。
そのためニューヨークやブルックリンに住んでいたときも自ら選んで冷蔵庫を新調するという経験がなかった。
最近ではWiFiにつながったり、冷蔵庫の中身を管理してくれるディスプレイ付きのものもあるので、さぞかしいろんな選択肢があるんだろうなと最初は期待していた。
が、その期待はサイズ制限によって見事に打ち砕かれることになる。
冷蔵庫を選ぶ際の条件としてサイズは絶対。
イメージ的には「サイズ>>>(越えられない壁)>>>容量の多さ>ドアの開き方>ドアの数>その他機能」的な感じだろう。
特にアメリカの場合、カウンターデプス(Counter-Depth)というサイズがあり、キッチンによってはあらかじめキッチンカウンターが冷蔵庫にミラクルフィットするような設計になっているので、少しでもサイズが違うと冷蔵庫が入らなくなる。
まず高さと幅は絶対で、次に奥行き。
カウンターデプスの定義としては「カウンターからドア部分の厚みだけ飛び出す」というものらしい。
カウンターデプスでも元の冷蔵庫より2インチ(≒5センチ)ほど大きいサイズのものがあったが、メジャーで測ってみるとキッチンスペースに入れられなかったり、家のドアもギリギリ入るか入らないくらいで少しサイズが違うだけで致命的になりそう。
先週にやっと配達してもらえることになった。
配達とトラブル
そもそも貼ってあったテープには傷がないということは傷が出来たあとにその場所にテープを貼ったわけで・・・、テープが貼ってあったのものたまたまではなくこの傷痕を隠すためだったのではと疑心暗鬼にもなる。
ここで判断すべきは交換依頼をCostcoにすべきかどうか。
まあ見た目だけで動作に問題がなければ(冷蔵庫なし生活も大変なので)このまま使い続けてもいいかとも思ったが、決め手になったのは同じような事例をネットで検索して見つけたこのポスト。
曰く、「Costcoで冷蔵庫を買ったら凹みがあったがそのまま使うことにした。が、3カ月以上経ったあとにやはり問題があったことが発覚して、すでに初期無償交換時期を過ぎてしまったのでメーカー交換になり大変だった」というもの。
まったく同じような状況で、確かにこれだけの傷が残る衝撃を受けているとなると電子部品部分にも問題が出ている可能性はある。
ということで状況を説明して無償交換してもらうことに。
そしてまったく同じモデルのはずなのに前回の冷蔵庫で電源を入れて数時間動作をチェックしていたときより明らかにコンプレッサーの動作音が静か。
ということで教訓として学んだのは、冷蔵庫のような大型家電で手間がかかっても不安が残る場合は返品、交換した方がいいということだった。
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