なんか前々回のエントリに引き続きこんなんばっかですが…。Amazon Goの話です…。
届かないAmazon配達
そもそもの始まりはAmazonの配達でした。
Amazonなどのオンラインショップでは、配達業者が毎回変わることがよくあります。
第三者のマーケットプレイスではなく、Amazonから買っても、USPS(郵便局)から配達されたり、UPSやFedExだったり、そしてAmazonから直接配達されるものまで。
それ自体は状況に応じて最も低コストで済む配達業者で処理するという、流通コスト効率化の一環だと思うので全く問題はありません。
が、何度かDelivered(配達済み)になっているのに届けられておらず、カスタマーサービスに連絡して返金してもらうこともありました。
そしてこれまで届かなかったケースはすべてDelivered by Amazonで、Amazonから配達される場合に限られてました。
ちなみに郵便受けに入らないものは基本的に置き配になるのですが、こちらでは一般的に盗難被害も多いようです。
ネットでは監視カメラで捉えられた置き配盗難の動画がたくさんありますし、中には配達員が「配達済み」にして置き配した荷物の写真を撮った※あとにそのまま持ち帰っている現場も。(※オンラインショップの配達状況確認ページで、置き配されたときの写真を見れるサービスもあり、配達済みの「証拠」として撮影されています)
WalmartやHome Depotといった他のオンラインショップで買った場合に紛失したことはないので、Amazonの配達担当者がくすねているんじゃないかと疑いたくなる感じでした。
一方で、配達されているのに配達されていないとクレームを入れる消費者側の詐欺もあるようで、届かないたびに毎回クレームを出して返金処理を要求すると、自分もブラックフラグを立てられてしまうのでは(実際にそういうフラグを立てているという記事があります)というリスクがあるし、毎回カスタマーサービスに問い合わせるのも時間と手間がかかるので割に合いません。
というわけで、ネットショッピングはAmazonを避けるようになり、ここ数年はAmazon以外のサイト、WalmartやHome DepotやLowe's、eBayなどで買い物をしていました。
Amazon Goでの店舗受け取り
ところが、今回買った外付けSSDはAmazonが最安値で、他のサイトでは欠品だったり届くのに時間がかかることからAmazonで買うことにしました。
とはいえ、Amazonで配達されたくない、それに、もしちゃんと配達されたとしても400ドル以上するものを置き配にはしたくありません(※Walmartなどでは一定の金額を超える高額品はサイン必須で配達してくれるところもあります)。
そこではじめてAmazon Goでの受け取りを試してみました。
Amazon GoはAmazonアプリのバーコードをかざして入店することで、レジでの会計が不要で自動で何を買ったかが判定されて支払いできるというサービス。
ということでAmazonアプリをスマホにインストールして入店、受け取りは無人ではできないらしく、店舗内でスタッフに伝えてピックアップします。
無事受け取ってめでたしめでたし。
と思ったのも束の間…
しばらくして、Thank you for your purchaseというメールがスマホに届きます。
てっきりピックアップした商品に対してThank youなのかと思ってメールを開くと、買った覚えのないポテチの金額が引き落とされています(Your trip timeというのはAmazon Goの店内にいた時間を指している思われる)。
思い返してみると、Amazon Goから出るときに前の人と近かったので、その人が手に持っていたもの(同じポテチかまでは記憶にありませんが)と誤判定されたのかもしれません。
Amazonアプリを開いて注文ページを見てみると、クレームのところに「I didn't take it」という選択肢があるのでスムーズに返金リクエストはできました。
しばらく経って無事に返金処理が終わりましたが、「自分が取ったものじゃない」という選択肢が用意されている手前、そういう誤判定がけっこうあるのかなと思いました。
とはいえ、そういう誤判定はあれど、とりあえず見切り発車して新サービスをするところがこっちのテック企業っぽいのかもしれません。
0 件のコメント :
コメントを投稿