Tacx Fortius Multiplayerのセットアップ

さて、前回までPC連動型固定ローラー台の比較をしてきたが、今回から実際のFortius MultiplayerおよびTacx Trainer Software 3をご紹介していきたい。

というわけでまずはセットアップ編である。


でっかい荷物で到着。VR Steering Frameも一緒に入っているため20kg近くある



パッケージはこんな感じ。



裏側。



ん?

よく見るとイメージ映像の窓の外に見えるのはクライスラービルディング。ということは「マンハッタンの高級マンションで室内トレーニング」というのがイメージ戦略らしい。以前マンハッタンに住んでいた頃はかろうじてクライスラービルディングが見えたのだが、ブルックリンに住む今ではこのイメージとはほど遠いなぁ。



箱の中は二つに分かれており、一つはTacx Fortiusのメインユニットが。



こちらがウリのモーターブレーキの電源ユニット部分。



こちらがモーターとPC操作コンソール。



クイックリレースのスキュワー。



こちらはローラー台をの足に付ける衝撃吸収パッド(というか床にキズを付けない用っぽい)。



そしてこちらがTacx Trainer Software 3.0。むしろこのソフトウェアを使うためにPC連動型固定ローラー台を買ったといっても過言ではない。
3.0だがマイナーバージョンのアップデートは頻繁に行われており、昨日3.2へのアップグレードがでていた。



もう一つのパッケージにはVR Steering Frameが。



説明書&カタログ類。



VR Steering Frameは画像の上側にあるように前輪の代わりにフロントフォークを固定して使う。つまり、VR Steering Frameがあればそもそも固定ローラー台でフロントホイールが不要になる。



フロントフォークとの接続部分はこんな感じ。微調整も可能。



モーターブレーキ部分に付ける部品。



ホイールサイズが610mm~640mm用と、690mm~720mm用に分かれている。
ちなみにこういったアクセサリーもバラ売りされており、モデル番号はT1466、約$10で売られている。



こちらはPC操作ユニット。FortiusにはBushidoなどのErgotrainerとは違って手元に液晶コンソールがついておらず、単にPC操作用のボタンがあるだけである。そもそも実際にはマウスを側に置いて操作することが多いので、操作ユニット自体あまり使わない。



裏側には各種コネクターが。Bushidoと違いワイヤレスではないのでケーブルが多い。一番右はUSBでパソコン接続用、真ん中は電話のモジュールケーブルと同規格でモーターブレーキとの接続用。左はVR Steering Frameとの接続用で、右左のハンドル操作を感知するようになっている。



こちらは後輪固定部分。この可動部を下げることで後輪が締まり固定される。大きくて操作しやすい。



こちらはローラー台の台座で一番前にでている部分。VR Steering Frameがある場合、ここに接続部品をつなげて拡張することができる。が、組み立てが面倒くさく時間がかかった。



各種接続コード類。左にあるのはケイデンスセンサー。



ケイデンスマグネット。固定ローラー台ということで、実走用に取り外すことも考えているのか結束バンドを使ってないのが好感がもてる。



モーターブレーキ電源部の接続部分。右はコンソールとの接続用。真ん中はケイデンスセンサーの接続用である。



組み立てが終わってTacx Trainer Software 3のセットアップに入る。



接続方式を選ぶ。BushidoとVortexはワイヤレスでいけるらしい。



こんな感じでセットアップ完了。操作コンソールの手前には既に屋内専用となってしまったGarmin Edge 705を付けてある。



試しに走ってみた。Tacx Trainer Software 3の詳細については次回のエントリで記載したい。




0 件のコメント :

コメントを投稿