それはマイル表示(アメリカ式)にするかキロ表示(メートル法)にするかである。
日本にいれば、ほぼ100%キロ表示で決まりなのだろうが、ここアメリカでは交通標識等も全てマイル表示。
アメリカで自転車に乗っている人のブログを見ると、サイコンを二つ装着して、キロ表示とマイル表示を同時表示している人もいたが、今の自分はキロで表示し、マイルを知りたいときは都度、頭の中で計算している。
1マイルは1609メートルなので、マイル表示を換算したい場合は1.6を掛ければキロが、キロ表示のときは、1.6で割ればマイルがわかる。
この点、日本語で説明するときや、自分自身の慣れとしてはキロの方がまだしっくりくる。それにマイルはアメリカだけで、ロードレース本場のヨーロッパでもメートル法を使っている。ぶっちゃけアメリカ式を使ってるのはアメリカぐらいなもので、以前ナイアガラに行ってカナダに数時間だけ入国したときも、日本で馴染みのメートル、グラム等の単位にお目にかかった。
ただ、今住んでいるのがアメリカなので、その点ではアメリカ式に慣れるのが一番なのかもしれない。
アメリカの友人と会話をするときや、現地のライド仲間などできてしまったらメートル法を使い続けるのは不便だろう。
そういえばロードレースの本場はメートル法なはずなのに、センチュリーライドといえば100マイル=160キロなのでアメリカ式を使っている。
中でも一番要注意なのが、道路標識である。
制限速度は自動車用なので、自転車だとダウンヒルでもない限り注意しなくても引っかかることはないだろうが、初めて走るルートのカーブなどでは、減速速度目安表示が非常に助かる。以前Piermontの手前の下りのカーブで、15マイル(≒24キロ)と減速目安が書いてあったのに関わらず、気付かずに40キロくらいで曲がったら、すぐに(塀で対向車が見えない)交差点があり、あやうく車に接触しそうになったことがある。
そのときにいちいち頭の中で1.6を掛けて、割って、などとしていたらタイムリーな判断ができない。事故や安全に関わることは最優先なので、やはりマイルに慣れていくことにしようと思う。
ちなみにアメリカ式の単位は距離だけでなく、重さのポンド、同じく距離のフィート、インチ、温度の華氏など広範に渡る。紙のサイズもA4、B5ではなく、Letter、Legalとかだから困ったものである。まあLetterサイズに慣れてしまうと、A4はなんか縦長すぎて変な感じがするのだが。結局は慣れの問題か・・・。
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