トレーニングのお供は2011年のツアー・オブ・フランダース(Ronde van Vlaanderen)。意図したわけではないのだが、丁度インターバルの後半がゴール前スプリントシーンになったので気合いが入った。欧州遠征で巡ったフランダース地方の光景が懐かしい。
ツアー・オブ・フランダースといえばこの動画が印象深い。通常、レース紹介の動画といえばロードレーサー達が走り抜けていくシーンが多いが、この動画ではレースを走っているレーサー達は一度も出てこない。レースを楽しみにしているベルギーの人々を中心に、クラシックレースならではの郷愁感というか伝統あるレースを慈しむ人々の暖かさが良く表現されていると思う。嗚呼、なんかまたフランダースを走りたくなってきた…。
話しを戻して、これで14日間トレーニングプログラムを完了したことになる。
最終日の今日はVO2maxの30秒ショートインターバルを計40本。疲れた。
一通り終えたおかげでトレーニングプログラムの内容を身に染み込ませることができた。基本的にインターバルトレーニング特集なのだが、インターバルにしても様々なやり方、設定の仕方があることは大変参考になり、今後の自分のトレーニングプログラムにも組み入れていきたいと思う。
一方でVO2maxに絞っているためパワー出力のバリエーションが少ない点が弱点であろう。本書内でもL6、L7レベルのパワートレーニングも説明されているが、やはりメインがVO2maxなだけに付け足し的な感じでしか補足されていない。
実際のレースにおけるパワープロファイルを見れば、もっと出力の幅が広いことがわかるので、そこのあたりは改良の余地ありであろう。
とりあえず本書の内容から良いとこ取りしつつ、トレーニングプログラムを進化させていきたいものである。
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