サイコン表示と限界突破方法

西薗選手のブログでサイコン(Garmin Edge)の表示項目に関する考察があったのでご紹介。

  Garminの画面表示考

ちょうど先週末のヒルクライムTTのときにも仲間内で話していた内容である。

いまっちさんはそもそもサイコンを全く使わないという実力派。

パワーはおろか、心拍どころか、タイムすら見ず、全ては培ってきた自身の肌感覚。

職人の成せる技である。

一方で自分はデジタル人間なので数字に頼りっぱなし(だから肌感覚が磨かれないのかもしれない)。

これまでの職歴的にも性格的にも、強度や目標を定量化して測れないと不安でしょうがない。

とはいえ、同じくサイコンを使っているKさんと、「心拍を表示していると逆に自分でセーブしてしまいそうになるのでよくない」という話しをする。

心拍の表示をなくしたらタイムが上がったという人もいるらしい。

たしかにレースでは通常時とは違った精神状態(興奮状態)なので普段と心拍は異なるし、心拍を見ながらペダルを緩めたりしていては限界を超えることなどできない。

それは西薗選手の書かれていることと共通している。

まあ自分の場合、前回は心拍もパワーもめちゃくちゃだったこともあってほとんど見ずに走っていたが、今週土曜はタイムトライアルということなので一定の出力を維持(意識)するためにもパワーとケイデンスくらいは出して望みたいと思う。

ポイントは自分の限界を超えていくことであり、その妨げになるものであればむしろ排除した方がいいということであろう。

情報の暴飲暴食は逆効果になることもあるのである。


2 件のコメント :

  1. 「心拍を表示していると逆に自分でセーブしてしまいそうになるのでよくない」
    あ、これよく分かります。
    自分も心拍が上がり過ぎると不安になってセーブしてしまう傾向があるんで、レースでは心拍表示しないほうがイイのかなーと思うんです。
    とは言え心拍を表示しないのも不安になってしまうというジレンマ。
    肌感覚を磨けば不安感も減少する事は解ってはいるんですが(;´∀`)

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  2. 初心者ロードレーサー2013年5月5日 0:56

    やはり数値よりも感覚というか気合いで「まだいける!」っていう勢いに乗ることも大事なんでしょうね。
    そんなきつい練習ばかりでは精神が持ちそうにはありませんが、せめてレースでは限界を超えれるように頑張りたいと思います。

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