ブロンプトン通勤と左ペダルのトラブル

ひさびさにブロンプトンで通勤する。

今回からはジョージワシントンブリッジを渡ってマンハッタンを北端からミッドタウンまで南下するというルート。

これまで何度も通ったルートであるが、工事で165丁目のIルートが使えなかったため、迂回してハドソンリバー沿いのサイクリングロードへ降りる…、



が、なんか左ペダルの調子が悪い

回しているとクランクに対して垂直にペダルが入ってないのか、ぐわんぐわん揺らぐ。

最初はちょっとした違和感だったが、漕げば漕ぐほど揺らぎが大きくなっていき、ペダルを見るとあきらかにゆがんでいる状態に。

ただ、基本的に左ペダルは逆ネジで、ペダルを回せば回すほど締まっていく方向で装着されているため、このままペダルを踏み続けていれば勝手に外れることはない。

と思って漕いでいた。。。

ところがついに左ペダルが外れてしまう…



何度も手でまわしたりするが、工具がないので締め付けが弱くすぐに外れてしまう。

ちなみにあとで知ったのだが、もともとブロンプトンの左ペダルは折りたたみ式のカスタムペダルで、折り畳み時にバネの力が片側にかかるためネジがずれやすいらしく、同じようにネジがずれてしまった人をネット上で見かけることができた。



こうなったらどうしようもないので左ペダルの装着はあきらめる。

左のペダルがないなら、右足だけでペダリングすればいいじゃない。ということで片足ペダリングでいけばいいなどと思う。

片足ペダルはこれまでトレーニングでやったこともあるし、会社までならなんとかなると思ったのである。

が、ビンディングではないことを忘れていた。

引き足が使えなければ片足ペダリングはできない。

とはいってもここはウエストサイドのサイクリングロードで、バスもなければ電車もなく、少なくとも最寄の地下鉄の駅までは自走しなくてはならない。

しょうがないので、右足が下死点を過ぎたあたりで、左脚のつま先で左クランクをぐいっと押してやることで進む。



最後、ブロードウェイ沿いのAラインの駅に行くときに上り坂になり、股関節がピリピリなりながらもその変則ペダリングでクライム。

汗だくになりながら無事135丁目の駅に到着。



なんとか地下鉄を使って会社まで出社したのだった。


2 件のコメント :

  1. ジョージワシントンブリッジを渡ってミッドタウンまで南下!
    すごいダイナミックなジテツーされているんですね。片道15~20km?
    ペダルが外れてしまったのは災難でしたね。でも直ぐに自転車を持ち込めるNYの地下鉄は寛大に感じます。
    滞在中に「折畳めない自転車」を地下鉄に持ち込むシーンを何度も見かけました。
    細い二の腕のお嬢さんが、オバチャリを薄暗いホームで引きずっているではありませんか・・・異様な光景です。
    エレベータ、エスカレータも無い、階段も狭くて急勾配。しかもあの厳つい改札のバーをどうやって越えて運び込んだのか謎です(笑)
    ��Wのルート確認しました。自転車の速度取締りをするなんてNYPDも渋いですね。。。
    私はグリーンウェイで、おもちゃみたいなNYPDの乗り物に乗った警官に怒鳴られまくりました。
    未だに理由はわかりませんが・・・・。

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  2. 初心者ロードレーサー2013年7月19日 0:59

    慣れてしまったのか普通に思ってましたが、たしかにホームで自転車を引きずる姿は日本からすると異様かもしれないですね。おもちゃみたいなNYPDの乗り物…、というとあの三輪のやつですね。こちらではNYPDが率先して?赤信号でも(サイレンを鳴らしてない通常勤務中なのに)信号無視して走っていたり、Uターン禁止のところでもUターンしていたりと、取り締まる側だからなのかめちゃくちゃやってます。そういえば以前歩道に乗り上げた自転車の少年に殴る蹴るの暴行を加えたというのがニュースになったくらいなので日本のお巡りさんよりよっぽどチンピラに近いかもしれません…。

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