まずは以下2つの記事をご覧いただきたい。
ピアニストやバイオリニスト、バスケットボールと種目は違うものの自転車にも通用する法則である。
意図的な練習をしているか?「一流になるための2つの条件」をモーツァルトとコービーから学ぶ
「頭を使え!」名門音楽大学教授による効率よく能力を高める練習法とは?
というのも、これらの記事はちょうど先日考察していたトレーニング方法に通じるものがある。
「月間1000km走る」というのはまさに、この記事の中で言われている、「頑張った度合いの指標として、その行動に費やした時間、量を上げる」ことに他ならないのであろう。
そして本文で触れられている「繰り返し型練習」から「問題解決型練習」への移行、そして問題解決型のプロセスとして挙げられている以下の手順はPDCAサイクルのそれに他ならない。
1. 問題を定義する(結果はどうだったか、それをどう変えたいか)
2. 問題を分析する(何がその結果を引き起こしているか)
3. 解決案を出す(何をしたら、結果を改善できるか)
4. 解決案を検証して、効果のある案を選ぶ(どれが最も効果があるか)
5. 選ばれた解決策を実行する(練習して変化が持続するようにする)
6. 効果の確認をする(望んだ結果が得られ続けているか)
さらに注目すべきはここ、
本番で自信を得るためには、
「継続的な成功体験があること」、
「偶然できるのではなく、いつでもできる状態であること」、
「なぜ成功できたかわかっていること」、
この3つの状態を作っておく必要があります。
たとえばタイムトライアルで言うなら、「たまたま調子がよくてそのタイムが出た」ではなくて、「自分で力の出し方を調節することでゴールタイムをコントロールできる」くらいまでの域に達するのが理想である。
どのコーナーやストレートでどのようなラインをとってどれだけのトルクをかけるか・・・。
まさしく秒を削る作業をするイメージである(って頭文字Dっぽくなってきたなぁ・・・)。
ということで、漫然と自転車に乗るのではなく、常に何かホットトピックというか改善ポイントを意識して日々走っていこうと思う。
ちなみに自分の最近の改善ポイントはハムストリングと引き足を使うように意識することである。
ハムハムハムハムハムハムハムゥゥゥゥゥゥゥ
ってこればアブ。
どうでもいいが、BLの上にアブって・・・、良い意味で?ド変態ですなぁ・・・。
テニスの松岡修三をコーチした、ボブ・ブレッドという人がいまして…そのコーチングには(主にネット上で)賛否ありますが、言葉には含蓄あるものが多い。
返信削除その中に「一度できたことは、必ずできるようになる」というものがあって、当時感銘を受けた覚えがあります。今回のエントリで、この言葉を何年かぶりに思い出しました。
私もたとえ走りのレベルは低くても、低いなりにそこから進歩していかなくちゃと、気持ちを新たにした次第です。
…弱虫ペダル同人界には、『田所先輩受け』なんてのもあるらしいですよ(ああまた下品なオチを)。
「一度できたことは、必ずできるようになる」というのはまさに「継続的な成功体験があること」と同じですね。バスケやテニス、はては音楽の世界まで、ジャンルは違えど練習→本番という点では共通しているんだと思います。
返信削除それにしても弱虫ペダル同人界は深いですね。まあ巻島と藤堂は本誌で疑似BLしちゃった感がありますが・・・。