ツール・ド・ブロンクス 2013

前月のことになってしまったが、ツール・ド・ブロンクスというファンライドに参加。

ブロンクスといえばニューヨーク市の5つの区のうちでも、最も治安が悪いというか日本人が近づかない場所でもある。

が、この日は自転車で繋がる人と人、人種を越えたお祭り騒ぎ

無料で行われるにも関わらず、ブロンクス区長が率先してイベントを開催しており、警察全面協力による交通規制&先導あり、エイドあり、記念Tシャツのプレゼントありと至れり尽くせりである。

しかも19年続いている歴史ある大会で、今回の参加者も6000人近くに上ったらしい。


■過去の教訓

ツール・ド・ブロンクスには2010年にも参加したことがある

そのときは無料のイベントということもあってか出発地点が大混雑し、受付でチェックインするだけで30分以上、出発までさらに30分ほど待たされた記憶がある

その混雑を避けるために、受付開始直後の9時に行くことにする。

ところが、出走開始は40マイルコースで10時30分、25マイルコースで10時40分から。

受付してから1時間半、ブロンクスでぶらぶらしてるのも勿体無い。

1時間半あれば少し時間オーバーするだろうが、奥の坂道まで行って帰ってこれるかもしれない・・・。


■受付へ

ということでまずは受付へ。

ジョージワシントンブリッジを渡ってマンハッタンに入り、マンハッタンを横切るようにしてブロンクスへ。

ヤンキースタジアムを通り抜け



受付に到着。



すでに人は集まっているものの、早く来たおかげで並ばずにチェックイン完了。




■奥の坂道

踵を返して来た道を引き返す。



奥の坂道へ到着。



一本ヒルクライムのタイムアタックで自己新を出して、改めてアピュイドセルの力に感動する。




■ツール・ド・ブロンクス

その後家に寄ってからツール・ド・ブロンクスのスタート地点へ戻る。

が、すでに10時50分・・・。

さすがに25マイルコースも出発してから10分後ということで、スタッフが片付けを始めている。

その中を通り過ぎて一気に追いかけていく。

と、ポツリポツリとツール・ド・ブロンクスの参加者が見えてくる。

しばらくして5,6人の集団になり安心してついていく。

ところがその集団がミスコースをしていて、警察から「こっちじゃない。あっちに行ったはずだ」と指示される

そんなこんなで右往左往しながらも、さすがに6000人という参加者だけあって自転車の暴走集団を見つけるのはそんなに難しくはなかった。



警察の交通規制に辿り着けばしめたもの。あとは警察が誘導する通りに進めば迷うことはない。





Concrete Plant Parkを通り、



Sound View Parkへ。



ブロンクスリバーを横目に眺めながらライドを楽しむ。



そうこうしているうちに最初のレストストップに到着。



これで完全に集団に追いつくことができた。



が、すごい混雑で、自分としては30分前に出発していた40マイルコースの集団に入らなければならないので補給せずに先を急ぐ。


そのまま走り続けて次のレストストップはオーチャードビーチ



すでに大集団は抜かしたからか混雑しすぎてることもなく、シリアルバーと水を補給。



この寒い時期になるとビーチも涼しげである。



特徴的な止め方をしているピスト集団。



ということで先を急ぐ。

そこからはそれなりに街乗りロードバイクペースで走ることができて、途中一人になることもあったが道路の落書き・・・じゃなくてルート案内を頼りに迷うことなく進む。

そして3時間でゴール。

まあ前半のろのろだったし赤信号も多かったのでこんなもんか。



ゴール地点はあまり混雑しておらず、少し並んでTシャツもゲット。





お次は無料ピザ・・・と思ったが、まだピザは到着していないらしく、いつの間にかかなり前の方の集団でゴールしてしまったようである。



このまま居ても寒いだけだし、ピザは飽和脂肪酸も多くダイエットにはよくないので諦めてそのまま帰宅


■Archetypus Cafe

そして夕方は「ニュージャージーで最もロマンチックなカフェ」と呼ばれるArchetypus Cafeへ。



店内は薄暗く。



洞窟風にデコレーションされている。



まあこういうところはカップルで来るといいんだろうなと思いながら





ピザを食べる・・・。ってピザ諦めた意味ないじゃん!



さらにデザートに突入して今日の走行消費カロリーを台無しにする!



チョコブラウニーは温かいブラウニーと冷たいアイスクリームのハーモニーが絶品。



ということで真面目な朝と不真面目な夜であった。


ちなみにアピュイドセルはさすがに目立ちまくって、10人以上に「何だ、そのサドルは?!」と声をかけられた。中には「おお、ランバーサポートじゃないか!」と言い当てた人も。まあツールで全世界に放送されてたんだから知ってる人がいても全然おかしくない。



9Wを走っているとロードバイクばかりだが、ママチャリや折り畳み、ピスト集団などいろんな人たちと一緒に走るのもまた刺激をもらって楽しいものであった。






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