だが、夜は雨の予報が100%ということでレインウェアを持って行く。
夜になって会社を出るとはたして雨。
一方で気温は摂氏13度とかなり暖かくなっていたので半袖ジャージ&レーパンで出るが体にあたる雨の冷たさもあってやはりそれでは寒かった。
こりゃあウエストサイドのサイクリングロードに出たらレインウェアを着ないとなと思って走っていると、段差も何もないところでいきなりハンドルが取られて転びそうになる。
慌てて停止して見ると前輪がパンク・・・。
雨の日はパンクしやすいのだがいきなりパンクとはついてない。
10番街まで来ていたのでそこから自転車を押してハドソンリバー沿いに出る。
ちょうどウエストサイドハイウェイという高速道路が高架になっているのでその下で雨を避けながらパンク修理にとりかかる。
まずはホイールを外してチューブを取り出す。
空気を入れてパンク箇所を確認。
続いてその位置を元にタイヤのパンク箇所を探す・・・が・・・見つからない・・・。
タイヤの裏も表も見るがパンクの原因になった穴も異物も見えない。異物が取れてしまったのならいいが、タイヤに突き刺さったままでチューブを入れ替えても再度穴があくだけですぐにパンクは再発してしまうので一番慎重になるところである。
ところが時間をかけて探しても見つからず、しかも雨で濡れた砂利がついているのでどうしても確認するときにタイヤの中に砂利が入り込んでしまう。
さらにそうこうしているうちに空がどんどん暗くなっていき、ますます探しにくい状態に。
これ以上探し続けると、暗くなってパンク修理自体がやりにくくなるので、異物がないことだけできる限り確認して次に進むことに。
あらかじめ用意していた修理済みのチューブ(以前パンクが空いて自宅でパッチをあてたもの)を入れてタイヤを装着する。
が、雨で濡れていてタイヤをリムにはめるのに苦労する。つるつるとすべって力が入りにくいのである。それでもティッシュをあてたりしながらタイヤを装着し、ブロンプトンのフロントフォークに装着。あとは空気を入れるだけでほぼ完了。
というところでリカンベント乗りに声をかけられる。
彼はアップタウンまで行って戻ってきたところ、行きで見かけた自分がまだいたので助けが必要か声をかけてきてくれたとのこと。
もう直し終わってあとは空気を入れるだけだから大丈夫だといい、こちらもほぼパンク修理が終わったということで安心してしまい、空気抵抗対策がすごそうなカウルについて突っ込んだりしながら少し話し込んでしまう。
彼と分かれて空気を入れていく。
十分に入ったかなと思って、空気圧を参考にしようと後輪のタイヤを掴んでみると・・・。
後輪のタイヤがぺこぺこになってる・・・。
前輪に比べて微妙にスローパンクだったのか、前輪を直している間に時間差で後輪からも空気が抜けてしまった。
こうなると手詰まり。スペアチューブを1つしか持ってきていないため、諦めて地下鉄で帰ることに。
それにしてもいっぺんに前後輪ともパンクしたのはロードバイクも含めてこれが初めてである。
そこからColumbus Circleまで押して歩いて地下鉄へ。
結局自走で帰れなかったので、外で前輪を直しただけ無駄だったようだが、前輪だけでも空気が入っていれば押しやすくなったので少しは得るものがあったのかもしれない。
家に帰ってから後輪を修理。
まずはちゃっちゃとチューブを交換。
ちなみに後輪のパンクはけっこう大きな穴がタイヤに開いていた。
後輪を外すとプーリー等も一緒に外すので、この機会に掃除。
スポークも1本1本拭いて行く・・・
と・・・
スポークが2本も折れている・・・。
同じ箇所のスポークが折れていたので、おそらくパンク時とかで衝撃があったときに2本とも逝ってしまったのだろう。(右真ん中付近に、ハブの穴に通ってないスポークがあるがそれがそう。その反対側も影になって見にくいが同じ状況になっている)
ロードバイクでは(ホイールが振れたことはあっても)まだ一度もスポークが折れたことはないのだが、ブロンプトンはこれで3本目。小径車ということもあってスポークにかかる負担も大きいのかもしれない。
とりあえず翌日も自転車通勤なのでスペアのホイールごと交換、プーリーも後で綺麗にしてスペアのものに取り替えた(並べてみると泥が詰まった方はチェーンを保持してくれるのかも怪しいくらいになっている)。
パンク修理は前後輪とも異物が見つからなかったので心配だったがここ2日の自転車通勤で問題ないことを確認。(ちなみに昨日の朝は摂氏マイナス6度・・・。一気に18度も気温が変わるのはさすがにきつかった)
スポークは後日直すことにしよう。。。
一昨日の夕方、オタワでは雪がかなりふって自転車通学が厳しかったです。
返信削除早速手に入れたガーミンをステムにつけていじってたら雪でタイヤが滑って転倒しかけました(笑)
NYと同じで朝は気持ち良かったんですけどね~。
ちなみに自分は今のところ室内で固定ローラーを回してるのがほとんどですが、野外走中でのパンク経験がありません・・。
最近は替えチューブも持たずに40-60kmぐらいを走れそうなときに走ってるんですが、いろんな人からチューブとCo2持てと言われました(笑)
一度に前後輪パンクとは不運でしたね。
返信削除私は乗っている最中にパンクした経験ないんですよ。不思議です。
現場で穴を探すのはたいへんなので、替えチューブとポンプを携帯しています。
東京はようやく春らしくなってきました。NYはまだまだ寒そうですね。
サイコンは帰宅後のログ分析用に使った方が安全ですよ。私は昨日ステムをいじりながら前を見ずに逆走してくる自転車に衝突されそうになりました・・・。
返信削除替えチューブやパンクキットがなくても他の帰宅方法(タクシーとか公共交通機関とか)があるならそれもありだと思います。私は3年くらい前に68kmのイベントに出たときに完走後にチューブレスがパンクしてCO2ボンベでも修理がうまくいかず、結局地下鉄で押して帰ったことがあります。
今回の私の場合も替えチューブとポンプで対応したのですが、異物が突き刺さったままだとまたすぐにパンクが再発するんでどちらにしろ現場で穴を探さないといけないんですよね。それでも夏になれば夜8時まで普通に明るかったりするのでこれからの季節は楽になっていくと思います。
返信削除自分は大学在学中は携帯電話を持たないことにしているので、町外れでパンクしてしまうとタクシーが呼べないんですよねえ。
返信削除というかタクシーで帰宅するのにかかるコストを考えるとチューブとCO2なんて安いですね。サドルバッグを買ってもお釣りがきそう。
ステムについてたガーミン(800)をいじってたのは、走行確認をONにしていたので確認メッセージがでてしまいナビ画面が見れなかったからです。
タッチパネルを押してすぐ走行体勢に戻ろうとしたのですが、分厚いグローブをつけていたせいでうまく押せませんでした。
転けそうになった時は後ろにバスがきてたこともありさすがにヒヤっとしたので走行確認はOFFで使うことにしました。
そして初心者ロードレーサーさんの過去記事を漁ってSRAMのガーミンマウントを買いました。。
手でタイヤの内側をなでてみて(ケガする可能性はありますが)、なにも異物がなければそのままチューブいれちゃいます。
返信削除その点、全部交換できるチューブラー最強(違
携帯電話がないとなるといざ迷ったりしたときのためにGarminのGPSは有り難いですね。
返信削除さすがにパンクしたときの帰宅手段なしで走るのはリスクが大きすぎるのでパンクキット一式は持ってでることをお勧めします。自宅近くであれば700Cの大きさのホイールなら超低速でパンクしたまま移動&帰宅することも不可能ではありませんが、チューブよりよっぽど高価なホイールを駄目にしてしまうのでやはりパンクキットですかね。
たしかにクリンチャーもチューブレスもチューブラーも試してきた身としてはタイヤ毎交換してしまうチューブラーが一番安心&確実ですね!お金さえ気にしなければ・・・お金さえ気にしなければっ!
返信削除