基本的な単語や使い方は公式オンラインマニュアルがあるのでこちらを参考にしていただき、ここでは実際に使ってみた感想とともに自分の使い方をご紹介していきたい。
ちなみにこのCyclo-SphereはFIT形式のログにも対応しているので、Garminのログ等もアップロードすることができる。そして登録は無料で自由にユーザ登録できる。
つまり、パイオニアのペダリングモニターを持っていなくてもCyclo-Sphereは使えるのである。
が、ぶっちゃけ、パイオニアのペダリングモニターを持っていないなら使わなくていいと思う。
というのも、ペダリングモニターに関しては秀逸であるが、それ以外の部分は既存のTrainingPeaksをはじめ、Garmin ConnectやStrava等と大差なく、むしろ動作の軽快さにおいては既存のものの方が使いやすいからである。
とはいえ、ペダリングモニターを使う以上その恩恵にあずかるにはCyclo-Sphereは必須になるので表示機能を整理していくことにする。
■Cyclo-Sphereの概要
Cyclo-Sphereは、ワークアウト画面と解析画面の2画面で構成されている。
ワークアウト画面が各ログを一覧できる全体画面であり、1つのログの詳細を見れるのが解析画面である。
それぞれ、自由にカスタマイズが可能で、Androidのホーム画面に使うウィジェットのように、順序やサイズの変更、追加や削除ができる。
公式オンラインマニュアルを見ると、Cyclo-Sphereではこのウィジェットを「ウインドウ」と呼称しているのでそれにこのブログも合わせたい。
■ワークアウト画面構成
ワークアウト画面の各種ウインドウは、カレンダーウインドウ、ワークアウトリストウインドウ、検索ウインドウ、地図ウインドウ、MMPグラフウインドウで主に構成されている。
特定のワークアウトを選択すると地図ウインドウにそのルートが表示されるので、「Analyze」のボタンをクリックすることでワークアウト画面に移動できる。
が、ワークアウト画面の問題は、表示するまでに時間がかかり、動作が重いことである。
Cyclo-Sphereは、自分がアップロードしたログを全部集計するため、ログをアップロードすればするほど(つまり、Cyclo-Sphereを使い込めば使い込むほど)表示に時間がかかる。
地図表示などは、これまでのログのルートが全部表示されるため、かなり重くなっている感がある。
デフォルトでワークアウト画面を開くと、ご覧のようにニューヨークのみならずアップステートのヒルクライムレースやニュージャージー内陸部で行われたタイムトライアルなどのコースも全て表示されている。つまり、各ワークアウトのルートを全部読み込んで表示しているわけでそりゃ重いのも納得である。
ニューヨークの中の一部分を見てみても、例えば通勤路となっているハドソンリバー沿いのサイクリングロードはグリーンの走行ルートだらけになっている。
直近1か月分だけ表示などをすれば回避できるはずなのだが、表示期間を保存しておけないので、毎回メイン画面を開くたびに全部のログを取りにいって時間がかかる。
とはいえ、走行ルートが過去のものも合わせて全部表示されるので、これまで走った道や、日によってどういうルートを通ったのかなども一目でわかるのは面白かったりする。
複数回に分けて走って、マンハッタンの道を全て走って塗りつぶしてみるというのもまた面白そうである。
そう、あのシティコネクションのように・・・。
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