第9戦はシルバーマインのタイムトライアル。
セブンレイクスドライブという、その名の通り7つの湖に沿って走る道である。
今回のタイムトライアルはこの南北に伸びるセブンレイクスドライブの折り返しの23kmを走ることになる。
ちなみに7つの湖は北からQueensboro Lake、Silver Mine Lake、Lake Tiorati、Lake Askoti、Lake Skannatati、Lake Kanawauke、Lake Sebago。今回のコースはこのうちSilver Mine Lake湖畔の駐車場からスタートし、Lake Kanawaukeを過ぎたところで折り返して戻ってくることになる。
今回もいまっちさんとTさんと参戦。
シーズン後半からはこのチーム3人で奮闘することになりそうである。
いつも通りウォームアップを済ませて出走準備。いまっちさんの知り合いでニュージャージーのタイムトライアルチャンピオンにもなったことがあるKenから最適ケイデンスを保ちリズムに乗るべしとのアドバイスをもらう。
そして先に出たTさんといまっちさんを見送ってスタートラインへ。
まずはLake Nawahuntaを右手にじわじわとスピードに乗せていく。(ちなみにLake NawahuntaはSeven Lakes Drive沿いにあるのだがSeven Lakesには含まれていない)
このコースは折り返しの途中に2つのラウンドアバウト(円形交差点)があるのが特徴。
ラウンドアバウトはベルギー遠征のときによく見かけたので当時を思い出す。
最初のラウンドアバウトまでが上り基調、次のラウンドアバウトまでが下り基調、そこから折り返し地点までがまた上り基調となる。そして折り返してからはそれが逆になる。
まずは最初のラウンドアバウトまでオーバーペースにならないようにペース調整しながら上りを越える。
が、ここでリアが足りず、70rpm台で回すことに。フロントをスモールリングに入れればいいのだが、Di2の調整がうまくいっておらずフロントに戻りにくいこと、体感としてはそれでも回せる負荷であることからそのままトルクで踏んでしまう。
その時点でせっかくのKenのアドバイスが活かせなかったのだが、そんなこんなで最初のラウンドアバウトを通過。
左手にLake Tioratiを見ながら直線を飛ばす。
前の走者を追い越して調子に乗る。
が、次のラウンドアバウトまでは下り基調なのだがところどころでそれなりに上りがあり、すでにペースが落ちるという体たらく。
左右にLake Askoti、Lake Skannatatiを見下ろし、綺麗な風景の中をハァハァいいながら走る。
ちなみにこの地点はちょうど以前Sさんの送迎ライドで走ったところで懐かしい。3年前と比べると路面が悪くなっている。
そして次のラウンドアバウトを通過。
あとは折り返し地点まで、というところでさっき抜いた前走者に追い抜かれる。
こちらが垂れた間に抜かれ、離されながらも踏んでいると折り返し地点に。
が、この折り返し地点、事前に地図で指定されていた折り返し地点の手前に設定されており、前走者とともに行き過ぎてしまう。
ここで折り返すのかと警官に聞いて折り返し。
少し止まったとはいえロスは数秒程度なはずなので気を取り直してダンシングで加速。
ラウンドアバウトを通過し、
Lake Tioratiの平坦を踏む。
最後のラウンドアバウトを通過したら後はひたすらダウンヒル。
できるだけ回してフィニッシュラインを通過。
そして駐車場へ戻る。
その後結果を聞くと、Tさんとは30秒差、いまっちさんには1分も離されていた。
去年のタイムトライアルではいまっちさんと五分五分だっただけにこの負けは痛い。
平均ワットで見ても、前々回のルート29で行われたTTより19ワットも低く、今回と同じくローリングでダウンヒルも多かったアッパーフリーホールドと比べても15ワット低い・・・。
弱くなってる・・・?!
一方でこれまで抜き抜かれつで戦ってきた相手たちには勝利。
ちなみにUSAC(米国自転車競技連盟的なもの)のスマートフォンアプリでは、自動的に自分とデッドヒートを繰り広げているライバルたちを表示してくれるので否が応でも気合が入る。
帰宅後、午後はブルックリンへ。
飲茶をがっつり。
豆腐花で甘い物かつタンパク質補給で疲れを癒したのだった。
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