遡ることレース一週間前。
家の用事で体力を使い果たす。
土曜は朝からブルックリンへ。
昼は飲茶。
翌週にホワイトフェイスヒルクライムレースを控えているのでがっつり食べる。
そして日曜はバーベキュー。
庭も大きく子どもも大喜び。
まだ何でも口に入れてしまうので目が離せない。
周りの子たちは歳が離れているので水鉄砲で遊んでいるが、息子はそんな遊び方も出来ず単に庭を駆け回ったり、ボールを追いかけたり。
ただボールを追いかけているだけなのに、この世で最高に幸せそうな笑顔をするのは見ていて微笑ましい。
バーベキューは思いのほか美味しく、ハーブが効いた肉をガンガンいただく。
室内でも駆け回る子どもを相手に四苦八苦。
そしてすでにiPadで遊ぶ現代の子ども達。自分が赤ん坊の頃はファミコンすらなかったので電子機器に囲まれて育つ子どもに不安もあり。
とまあこんな感じで、去年の冬以降、週末は家の用事で埋まってしまうことがほとんどで、全くと言っていいほど週末ライドができていない。
平日の朝晩と通勤で否応なく習慣化されるので、一週間に10回はトレーニングライドができているのが唯一の救いだが、一回のライドは40分~50分ほど。
1時間に達する長丁場のヒルクライムレースの場合、出力を維持し続けるスタミナが必要になるが、今思い返してみると今年に入ってからそもそも1時間以上のライドをしていない・・・。
一方で思い出すのは去年エントリしたこの記事。
背水の陣:ペダルを踏ませるもの
自転車のトレーニングはコツコツとした努力が必要不可欠な一方で、それだけでは駄目なのもまた事実。
モチベーションを維持するためには、「伸び代」という希望が必要。
確かに仕事や家庭の時間を削って、その分自転車に乗ればタイムは上がるだろう。
そして順位も少しは上がるかもしれない。
が、上位ランカーとの差は歴然としていて、単にトレーニング量を増やせば勝てるようになるというものでもない。
人によっては才能の差で片付けてしまうのかもしれないが、才能云々を持ち出す前に、今一度トレーニングの方向性を見つめなおしてみようと思うようになってきた。
方向性とはペダリング方法であったり、その前提となる体の使い方、筋肉や関節、腱の働きといった人間の部分。
そして自転車の剛性や反応、重心や荷重に対する反力や垂直抗力を意識してどこまで人車一体の感覚を突き詰めることができるか。
今回のレースの目標はペダリングをガラッと変えて股関節の屈伸と内外転によってペダリングをすること。もっと平たく言えば、大臀筋より中臀筋、腸腰筋より内転筋を主動筋として使ってみる。
長距離ライドをしていない状態で、はっきりいって心肺能力の衰えは明らかである以上、ケイデンスを落としてトルク型で走ること。
このホワイトフェイスを今後のヒルクライムレースの試金石とするつもりで走る。
普段のライドでは、ときどきすごく良い調子だったり良いペダリングができるときがあるが、それを理論的に補強して、いつ何時何処でも同じようなペダリングができるという再現性を追及していく。
自分にとってやりやすいペダリングや出力が、自分の好きなペースで自由に出し入れできるという、Repeatability(可再現性)とControllability(可制御性)をテストする場として試し、その結果を元に8月のヒルクライムレースに向けて準備していきたいものである。
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