日本旅行記第1回:日本へ


出発


8月下旬、仕事が終わったあと深夜便で日本へ。

今回はいまっちさんに空港まで送っていただけたので移動は随分とスムーズであった。



空港に着くと便を確認してスーツケースをチェックイン。



香港経由となるのでニューアーク空港から香港まで16時間弱、そこから乗り継ぎ時間3時間を経て羽田へ5時間のフライト、さらに羽田から新幹線移動ということで合計26時間くらい移動し続けることになるというハードスケジュール

前回同じく深夜ということもあり店は閉まっている。



去年9月下旬に深夜2時前発のフライトに乗ったときは、以前エントリした通りガラガラで、エコノミーでも3人席を占領して横になって眠るという芸当ができた。

今回も同じ深夜便なので期待をもっていったらなんと満席。

おそらく8月下旬ということで夏休みの家族が多く、ぎゅうぎゅう詰めの中行くことになった。ちなみに今回の移動はほとんど満席ばかり。次に移動するときは時期をずらそうと思う。


時差対策


普段は機内で映画をあまり見ない方だが、時差調整のためにできるだけ寝ないようにした。

というのも、NYと日本は13時間差でほぼ昼夜逆転。

旅行中の時間効率最大化を図るためには、できるだけ時差ボケの影響は回避しておきたい。

自分は事前または機内移動中に時差を調整することで時差ボケの影響を抑えるようにしている。

具体的には、飛行機に乗ったときから(あるいは乗る前日から)意識を旅行先の現地時間にしておく。

今回飛行機に乗ったのは午前1時45分だったが、すでに午後の2時45分という日本時間に置き換えて考える。

午後3時前といえば普通は起きている時間なので、離陸から7時間くらいは置き続け、午後10時あたりまで耐えてから眠るようにする。

ところが一番の問題点は、今回の深夜便では、機内で提供される食事サービスや消灯時間は出発地の時間ベースで行われるということである。

出発後に夜食が出て、夜食後は消灯されて機内は睡眠モードとなり、現地到着前に朝食サービスが提供されることになる。

が、このまま機内サービスに流されてしまっては時差を調整できず、出発地時間の時差を体内時計に植えつけたまま日本に突入することになり、晴れて時差ボケ状態となる。

つまり、時差を機内で調整するためには、機内サービスに流されず、機内では消灯されて周りの人が寝ていようが、現地時間では昼間なので起き続けて、現地時間の夜になってから眠るようにしないといけないのである。



15時間45分のフライト対策


出発地時間の感覚では寝まくることになる深夜フライトでも、時差を現地時間に合わせて調整すると、現地では昼間にあたるので起き続けることになる。

今回、起き続けているためのツールとして用意していったのがAmazonのKindle Unlimited。

ちょうど日本で読み放題が最初の一月無料サービスをやっていたので、この移動に合わせて登録。

読み放題はむしろ電子図書館に近い機能で、あらかじめ10冊までならダウンロードしておけて、読み終わったものは登録解除(図書館でいう返却に相当)することで新しい書籍をダウンロードすることができる。

ということで今回はひたすら本を読みまくった。

活字を読み続けていると眠くなってきているので、読書の間には映画を挟む。

そんなこんなで15時間45分を消化。


香港乗り継ぎで日本へ


香港に到着してから乗り継ぎゲートを経て出発ゲートに。



先に香港に滞在していた家族と合流。



時間があったのでマックカフェでケーキを買う。

マックカフェのケーキですら、NYのケーキよりも美味く安い。



キャセイパシフィックの機体に乗り込む。



機内食を食べ、映画を一本見れば到着。やはりNYからの便に比べ、日本、香港間は短い。



短いといっても横田ラプコンを迂回するため常に余計に時間がかかる。



ちなみにお恥ずかしながら自分は最近まで横田ラプコンの存在を知らなかった。

そもそも日本の教科書(というか学校教育)では、日米地位協定についてはさわりだけ触れられていても横田ラプコンについては教えられてなかったのだが、主権国家で首都圏の上空が他国の軍隊に文字通り占用されているというのは世界でも日本くらいなものだろう。

嘉手納・横田・岩国ラプコン 管制空域・解説まとめー「日米地位協定入門」より


羽田、成田の発着数と乗客数を考えると、横田ラプコンのために膨大な費用や時間が割かれていることになる。


日本の食


羽田空港に到着。







やはり成田に比べて移動は便利。



ただこんなごちゃごちゃした路線図は日本くらいで、外国人だったら迷ってしまうだろう。



(海外の反応)東京の路線図 複雑すぎワロタ


久々の日本ということですでに食指は動き、品川まで出てねんりん家でバウムクーヘンを買いまくる。



さらに日本といえば寿司。安くて美味い日本の寿司に比べてNYのそれは両者が共存することはなく、安くて不味いか、それなりで高いか。日本と比べるとボラれてる気にすらなる。



駅ナカのスイーツショップだけでこの充実ぶり・・・。砂糖漬けのダンキンドーナッツを擁するNYと比べると悲しくなってくる・・・。



そして忘れてはいけないミスタードーナッツ。秋の栗系ドーナッツが充実していたのでとりあえず全種類買っておく。



数日後に控えた乗鞍に向けて、順調にバルクアップしていくのであった・・・。


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