物欲紹介:究極のインドアローラー再び、Tacx Magnum



今から4年半前のエントリでご紹介したTacxのAlpinista。

物欲紹介:究極の室内ローラー!Tacx Alpinista


それがいつの間にか販売中止になったのかTacxのAlpinista公式ページがなくなり、自分も通勤ライドで日々実走することになったのでインドアトレーニングとはご無沙汰になってしまった。


ところがついに当時指をくわえて見ているだけだったAlpinistaの後継機が出てきた。





気になるのはお値段は7000ユーロ(≒7300ドル、85万円強)ほどとのこと。

一般的なローラーに比べたらべらぼうに高い。


すでに一般化しているランナー用のトレッドミルが200ドル~1000ドルくらいで買えるのと比べると天と地の差である。






そして気になるのは32インチのモニター込みということ。

わざわざモニターまでセットにしなくても、HDMIなりDVIなりの映像出力端子を備えれば十分だし、パソコンやタブレットに繋げて使うということなので、そもそもパソコンのモニターを置けるマウント部分だけ用意すれば十分な気がする。

これで思い起こすのは昔売られていたテレビデオ。




テレビとビデオが一体になっており、ビデオが故障して修理に出せば、たとえテレビには何の問題もなくてもテレビまで道連れにして見れなくなってしまうという弱点を持つ。

さらにビデオはそのままに、テレビだけ大型に買い換えようと思っても一体になっているがゆえにそれはできず、Tacx Magnumも32インチのモニターサイズに縛られることになる。


餅は餅屋。

外部接続するパソコンと同じく、モニター等々も市販品が普及しているものはインターフェース(接続端子)だけ用意して、できるだけ汎用的なものにすればいいのに、何から何まで専用設計にすることで無駄に高価になっているのではという疑惑が拭えない。


それでなくてもハードウェアのバグが起こりまくって怒りまくった経験があるTacx製品。

私がTacx(Fortius, Genius)からCycleOps(PowerBeam Pro)に乗り換えた理由(ワケ):Tacxのバグとサポートと諦めと


以前Tacx Geniusの初期不良で送り返したときに、16kgの本体を郵便局まで運んで送り返すのに随分苦労したが、Tacx Magnumは120kg・・・。一度設置したら動かすことすら一苦労である。

たとえ清水の舞台を飛び降りる気で買ったとしても、ハードウェアの不調で送り返したりといったことを考えると、そしてこれまでの経験からその可能性が高いことを考えると、とてもではないが手を出せない。

Tacx Magnum





CycleOpsが出してくれたら買うかもしれないのになぁ・・・。




2 件のコメント :

  1. こ、これは…
    確かに究極のローラー体験ですが、個人で買う人いるのだろうか?

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  2. 個人でトレッドミルを買う人がいるくらいなので普及して&価格も下がってくればあるいは・・・と思うのですが。固定や三本ローラーよりもさらにスペースや静音性の問題が出てきそうなのでそこも厳しそうですね。

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