東洋経済新報社のキンドル本が全品50%ポイント還元

またまたキンドルセール。

東洋経済新報社のキンドル本が全品50%ポイント還元。



東洋経済新報社ということで経済、金融系ばかりで自転車関係や趣味関係はほぼないが一通りチェック。

ホントは教えたくない資産運用のカラクリ


安間伸氏の一連のシリーズ。

すでに自分は購入済みなので50%オフの意味がないが金融リテラシーを高めるにはちょうどいい本。

特に手数料と税金を考慮したトータルリターンについての概念は重要。

よくある証券会社のパンフレットや金融商品の紹介では、「便宜上税金は考慮してません」とか注釈がついていたりするが、マージナルゲインが成否を左右する資産運用において、手数料と税金の影響を考慮していない数字で説明するのは詐欺といっても過言ではない。





また、新興国不動産や聞いた事もない仮想通貨、仕組み債など、怪しい投資話に騙されないような金融リテラシーを身につけるにはちょうどいい。




よくわかるブラック・ショールズモデル


金融経済学における三大成果の一つとされるオプションの価格算定式を考案したブラックショールズ方程式。

ただマイロン・ショールズの真の功績はブラックショールズモデルに非ず。

自分の経済理論が実践でも通用することを証明するはずだったLTCMを逆に破綻させたことで、ノーベル経済学賞を受賞した世界最高峰の経済学者でもマーケットの世界では何の役にも立たないということを証明してくれたことこそ彼の功績であろう。



国債の歴史


日本国債の本ばかりが多い中で、そもそもの国債の歴史を紐解いた本。

2006年という昔の書籍ながら、歴史的な低金利の世界に突入した背景など現在にも通ずる話となっており長期的な視野を持つにはちょうどいい。



欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア


伝説の相場師ジェシーリバモアをモデルにした小説。

投機をやりたい人にはいい読み物かもしれない。が、原著は英語ということでAmazon.comをチェックしたらなんと原作の「Reminiscences of a Stock Operator」は0.94ドル・・・

情報取得速度としては日本語の方が速いし読むのも楽なのだが、この値段なら多少時間がかかっても原作の方を読もうと思ってしまう。

あと翻訳版は翻訳がイケてないせいで理解しにくかったり、著者の意図が伝わりにくかったりするのもデメリット。そもそも主題はマーケットよりリバモアの生き様なので、タイトルもリバモアを副題に持ってくるのではなくて原作に近い「追憶の相場師」とかした方が原作者の意図が伝わると思うのだが・・・。



欲望の資本主義―ルールが変わる時


今回のセールでまず買おうと思った本。

同名のNHKスペシャルを書籍化したもの。インタビュー形式となっているようだがNHKスペシャルを補完するものとしてぜひ読んでおきたいと思った。個人的にはセドラチェクの考えは的を射ていて共感できる。



Market Hack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法


米国株で有名な広瀬隆雄氏の本。

同氏のブログはVALUや仮想通貨を頻繁に取り上げてたりとポジショントーク的な内容も多いが、それを踏まえた上で情報の少ない米国株の日本語情報という点ではよいかと。

特に「四半期決算のチェックを怠るな」というのは激しく同意。自分は株はやらないが注目企業の10-Q、10-KやIRのプレゼン資料、Earnings Callはチェックしている。そういえば先週面接した人は某有名企業のIRで働いていたということで想定問答集を作る苦労話を聞かせてもらった。



週刊東洋経済


週刊誌は基本情報の鮮度劣化が激しいのだが、それでも教育関連など情報鮮度に比較的影響されないようなトピックのものはチェックしておきたい。



教育関連としてはこんなところか。





海外に住んでいる身としては、日本国内から見た「海外移住特集」も気になるところ。



逆にこの株を買えというような、具体的な旬な銘柄を取り扱っている雑誌はゲットする価値なし

すでに情報が劣化しているので今見ても意味がないという理由もあるが、そもそも雑誌がオススメしている銘柄を買うような輩は格好のカモ。その銘柄をピックアップしてる人が誰だかわからんが、本当に儲かる銘柄だったら雑誌になんて載せないか、あるいは自分が先に仕込んでおいた銘柄の買い煽り目的だろう。というか雑誌の銘柄買うだけで勝ち続けられるなら苦労しないというもの・・・。



うーん、安いからといっても最近キンドルセールが多いので塵も積もればでけっこうな日本円の出費になってしまいそう・・・。


0 件のコメント :

コメントを投稿