ゲームウォッチの時代を知る自分とは一線を画するデジタルネイティブ世代。
1980年代から2000年代初頭(2000年前後)に生まれた世代のことを"Millennial Generation"(ミレニアル世代)、あるいは"Millennials"(ミレニアルズ)と呼ぶ場合がある。
幼少期からデジタル化された生活に慣れ親しみ(デジタルネイティブ)、ほとんどの人が日常的にインターネットを使いこなしているため、それまでの世代とは価値観やライフスタイルなどに隔たりがあるとされる。新千年紀が到来した2000年前後か、それ以降に社会に進出する世代という意味が込められている。
Wikipedia ミレニアル世代
このミレニアル世代について「Stress Mess」と題されたアンケート結果が興味深かった。
曰く、「5人に3人がこれまでにないほど生活にストレスを感じている」という。
NEW YORK — Smartphones and digital technology are supposed to make our lives easier, but for young adults, it seems that things may only be getting tougher — and for a slew of reasons. According to one recent survey, about 3 out of 5 millennials (58%) feel life is more stressful right now than ever before.
Stress Mess: 3 In 5 Millennials Say Life More Stressful Now Than Ever Before(以下同サイトより引用)
3分の1のミレニアル世代は、平均以上のストレスを抱えて生活していると感じている。
In fact, the survey of 2,000 American millennials, commissioned by CBD oil company Endoca, reveals that one-third of millennials believe their lives are more stressful than the average person’s life.
そしてそのストレスの原因はというと、日常の些細なストレスの積み重ねだという。
こちらがストレスを感じる原因ランキング・・・。カテゴリに分けて色付けしてみた。
1. Losing wallet/credit card
2. Arguing with partner
3. Commute/traffic delays
4. Losing phone
5. Arriving late to work
6. Slow WiFi
7. Phone battery dying
8. Forgetting passwords
9. Credit card fraud
10. Forgetting phone charger
11. Losing/misplacing keys
12. Paying bills
13. Job interviews
14. Phone screen breaking
15. Credit card bills
16. Check engine light coming on
17. School loan payments
18. Job security
19. Choosing what to wear
20. Washing dishes
と、「WiFiが遅い」、「スマホの電池切れ」、「充電器を忘れる」といった些細なことがストレス原因になっていた。
仕事関連でも「交通機関の遅延」や「仕事に遅刻する」といった日常的なことの方が、「仕事の面接」よりも上位のストレス原因になっている。
そう、ストレス要因になっているのは、人生を左右するような大きな悩みより、むしろ日々の生活の中の取るに足らないようなものにこそあるのだった・・・。
ということで以下カテゴリごとに詳細を見ていきたい。
デジタル関連
赤色で分けてみたのがデジタル関連。
「WiFiが遅い」「スマホの電池切れ」が6位、7位と上位に入っている。
他にも「充電器を忘れる」「スクリーンが割れる」など、身近かつちょっとした工夫で対策できそうなものばかり。
自宅のWiFiなら中継器を設置する方法もあるし、電池切れや充電器も仕組み化や習慣化で防げそう。スクリーンもシリコンカバーなどで対策できそうである。
失くし物関連
紫色に分けたのが失くし物系。
1位に入っている財布を筆頭に、スマホ、鍵の失くし物がストレッサーとして並ぶ。
自分は以前にエントリしたようにTileを導入しているので失くし物はほぼなくなった。
例えば家の鍵が見つからない場合、スマホのTileアプリを起動して「Find」をタップすると家の鍵に付けたTileからアラームが鳴って居場所を知らせてくれる。
Bluetoothの範囲外にある場合は最後に見つかった場所を地図表示できる。
逆方向も可能で、スマホが見つからない場合に家の鍵なり車の鍵につけてあるTileのボタンを押せば、スマホが鳴って自分の居場所を知らせてくれる。
探し物発見器IoTのTileを導入してみた
テレビのリモコンが見あたらなくなったりということはあるが、財布、スマホ、鍵といった重要度が高いものを失くさなくなったのは大きい。
ちなみに実際に役立った例のうち特に顕著なケースでは、駐車場の車の中に忘れた場合や、家の外の草むらに落っことした場合もスマホの地図表示で(微妙に屋内から離れた場所にあることを)特定して見つけることができた。
仕事関連
緑色は仕事関連。
特に3位の「交通機関の遅延」と5位の「遅刻」は通勤の問題といえる。
自分の場合、自転車・ラン通勤のおかげでこれらのストレスからはほぼ開放された。
こちらでは日本と違って地下鉄の遅延は日常茶飯事なので、JRのように遅延証明書など配ってくれない(会社に提出する必要もない)。
バス&地下鉄通勤では30分ほどずれることもよくあるので、自転車通勤もラン通勤もできないときはかなり余裕をもって家を出ないといけない。
ところが自転車では基本的にずれたとしても10分前後で済む。
ずれる原因は追い風や向かい風が強いときだが、それもあらかじめ天気予報でだいたいわかるので出発時間を微調整して対応可能である。
通常の風力範囲内(5mph以内)であれば、信号が赤になるタイミングも決まっているので3分ほどしかずれない。
もちろんパンクやチェーンが切れたときは例外だが、耐パンクタイヤであればパンクに遭うことなど稀で、交通機関遅延の発生頻度に比べれば雲泥の差である。
ラン通勤は、自転車通勤の2倍以上の時間がかかるのでけっこうずれるだろうと思っていたが、想像したよりよっぽど所要時間が安定していて自転車と同じくらい正確だった。
その他
オレンジ色に分けたのはクレジットカードやローンの支払いという金銭系。
もうこれはフィナンシャルリテラシーを高めるの一言に尽きる。
それ以外の「何を着るか」といったものも、自分の場合は5種類以上のYシャツを用意して着回し、週末にまとめて洗濯するように仕組み化して悩む手間を省くようにしているし、「食器洗い」も食洗機などで手間を省ける。
まとめ:ストレスのない生活のために
こうしてみると、ストレスの原因となっているのは「日常の些細なことの積み重ね」であることがわかる。
そしてそれらは仕組み化や習慣化で対処可能なものばかり。
逆に対処可能である以上、対処しないで放っておくのは勿体無い。
ということで些細なストレッサーに気をつけて生活していきたいと思った。
で、終われば綺麗なのだが、敢えて触れずにきていたのが第2位の「パートナーとの喧嘩」。
こればっかりは相手もあることなので難しい・・・。
そういえば2位以外はスマホだったり、渋滞だったりと、人が相手ではないものばかり。
やはり一番難しいのは対人関係の問題なのかもしれない・・・。
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