ちなみに前回の雨天自転車通勤のメリット、デメリットはこんな感じ。
- ○ トレーニングになる
- ○ 通勤時間の短縮になる
- ○ 通勤時間が読めなくなる
- × 濡れる
- ○ ブレーキの効きは申し分ない
- △ パンクしにくい
そう、今日本で騒がれているCOVID-19の新型肺炎ではなく、アメリカで大流行中のインフルエンザ。
アメリカ疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)によると、2月1日までの罹患者数は少なく見積もって2千2百万人、死亡者は1万2千人に上り、COVID-19のそれ(2月18日時点で罹患者数7万3千人、死亡者数千9百人弱)を上回る。
うちでは1月末に息子と娘の具合が悪くなり、病院に行ったらインフルエンザの診断が出て抗生物質で対応してなんとか今は回復できたのでまさに新型肺炎よりよっぽど身近な危機である。
ただでさえ新型肺炎のCOVID-19の影響で、マスクをしてるアジア人が殴られるような事件が発生しているニューヨーク地下鉄だが、それ(同上時点でアメリカ国内では感染者15人)よりよっぽど蔓延しているインフルエンザの感染リスクがある地下鉄内で、不特定多数の人と至近距離で1時間近く過ごすくらいなら多少ズブ濡れになっても自転車通勤した方がいいのではないかと思うようになった。
ということで雨の中出発。
週初は風も強く、向かい風の中をヒーコラいいながら走る。
と、前を走ってたローディーがだんだん近づいてくる。
知り合いと抜き合いするならいいが、知らない人と抜き合いになると煽り運転みたいに挑発してる感じになってしまうこともあるので、自分はスピードがあまり変わらないときは無理に抜かずに距離をとるようにしている。
が、このときは微妙に自分の方が巡航でも速く、このまま千切ってしまえそうなので横から抜く。
と・・・、抜いたと思ったら後ろにつかれ、しばらくしたらダンシングで抜き返してくる。
挑発しちゃったかなと思いとどまり、それなら無理には抜きませんよと少し距離をとってスピードを落とす。
と、今度は左手をパタパタさせて、「早く前に出ろ」的なハンドサインをしてくる。
おっ、そうか、抜こうとしたんじゃなくて引いてくれてた感じだったのかと気付き、これまでも通勤中に行きずりの人と協調することはあったので今度は自分が前に出て曳く。
こうしてサイクリングロードを出るまで5回ほど交代を繰り返す。
ドラフティングし合ったおかげで向かい風でも速く巡航できたが、あいにくの雨、さらにフェンダーなしの700Cタイヤということで、自分が後ろにいるときはモロに水が跳ねてきて、あわわわわわわわってなった(オフィス到着後レストルームでの時間が取られたことは言うまでもない)。
一方で前回装着した完全覆い型の泥除けフェンダーのおかげで自分の自転車からは全く泥水がかからず、後ろにいた彼もさぞ快適だったことだろう・・・。
結局跳ね水を被って良かったんだか悪かったんだがわからないドラフティングだったが、Thank you, have a good day!と気持ちよく別れて雨の自転車通勤を堪能したのであった。
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