なぜ自転車よりランニングの方が飽きやすいのか

今回月間1100kmや50km走をしてみて思い知ったのは、実は自分はそんなにランニングが好きなんじゃないんじゃないかということ。

5月の走行距離は1123km、時間にして107時間31分になったわけだが、これはインドアのルームランナーだったからこそできた芸当で、外に出て実走でできたかと問われると(着地筋や足の筋肉、体力というのは横に置いておいて)とてもじゃないが無理だったと思う。

ぶっちゃけ、自転車で4時間なら余裕で走り続けられるが、ランニングだと音楽がないと辛い。というか音楽があっても辛いと思う。

これまでにも自転車に乗りながらランナーとすれ違うことは多々あったが、概してサイクリストよりランナーの方が音楽を聴いている人の割合が高い

振り返ってみると、10年くらい前はまだBluetoothイヤホンも一般的ではなかったからか、有線イヤホンでランニングしてる人が多く、イヤホンの紐ですぐにわかった。そして最近はアップルのイヤホンをしている人をよく見かけるが、それも特徴的なのですぐにわかる。あんな2万5千円もする外れやすそうなイヤホンをしてたら、自分だったら不安でランニングどころじゃなくなりそうだが・・・。



たしかに高速で車道を走る自転車では、そもそも音楽を聴きながら走るのは危ないというのがあるが、それを抜きにしてもサイクリストとランナーで音楽を聴いているかどうかの差は顕著だと思う。

体感的には、すれ違うサイクリストでイヤホンつけてる人は1割に満たないくらいだが、ランナーの場合半分以上の人がつけてるくらいの差がある(ソロランナーの場合。グループで走っている人たちはこの限りではないが・・・)。

もちろん上記交通安全面も大きいと思うが、実際に自転車とランニングを両方体験してみてわかったことは・・・、

ランニングを愛して止まない人からはランナー失格だと怒られそうだが・・・、

ランニングつまらんということである。

大事なことだからもう一回言うが、自転車なら4時間でも余裕だが、ランニングは1時間半でも音楽がないと飽きる

自転車の場合はスピードがあって景色もコロコロと変わり疾走感もあるし、走りながら目に入ってくる情報量が多く、(交通安全的なのも含めて)情報の処理量も多いので音楽に気を取られながら走ってられず、したがって良くも悪くも飽きがこない。

まあ自分がキロ5分で走ってるようなぺーぺーだからで、キロ3分で走る本格的な選手とかだったら違うのかもしれないが、1時間半近く走る通勤ランの途中にBluetoothイヤホンの電池が切れたりするとかなりのモチベーションダウンになる

ちなみにウルトラマラソンの關家良一さん(24時間走の世界選手権を何度も優勝している)のキンドル本を走りながら読んでみたが、「今日は雨だったので市民体育館を何百周した」みたいなことが書かれており、こりゃとてもじゃないが真似できんわと思った。



じゃあなぜそんな自分が月間1100kmも走ったり50km走もできたのかというと、それはひとえに「ながらランニング」に徹したおかげといえる・・・。

0 件のコメント :

コメントを投稿