それを見かねて、妻がバーゲンセールになっていたシューズを20ドルくらいで安く買ってきて、自分も何も考えずにそれを普段履き用として使っていた。
が、いざランニングを始めてみようと思うとシューズのことを意識するようになる。
そしてふと見ると、普段履きで使っていたシューズの中敷に「RUNNING」と書いてあるのを発見(というかずっと使っていたのに気付いていなかった)。
メーカーはNew Balanceというランニングシューズを出しているメーカー(というかニューヨークシティマラソンの公式スポンサー)で申し分なし。
「なんだ、じゃあランニング用に今の普段履き用のシューズをそのまま使えるんじゃん」と思ってこのシューズを使っていた。
そして初ランをして、その後もPalisades Interstate Parkをランしていると足に痛みがくる。
具体的には縦は問題ないのだがサイド部分が窮屈で、土踏まずの内側がこすれたり、足の甲や側面が痛い・・・。
まあ自転車に比べれば足はよっぽど酷使されるはずなので、これまでまったくランしてこなかったツケのようなもので、体が出来上がってくれば痛くなくなってくるんだろうと思っていた。
ところが、他のランニングシューズも気になっていろいろネットで調べたり、次のランニングシューズ候補を探したりする中で、そもそもランニングシューズはレース後半のむくみや爪の故障を防ぐため、つま先にアソビを確保してピッタリサイズよりも大きめのものを選ぶべきということを知る。
そこで、ふと今のランニングシューズのサイズが気になってチェックしてみる。
別途店舗で計測した実測では、US7~7.5なのでランニング用ではUS8くらいになるはず・・・。
普段履きではちょうどいい縦の長さで、別にランニング用で大きめにしたわけでもないので、おそらくUS7.5くらいかなーと思っていたら・・・。
US9・・・?!
大きすぎる・・・。
けど普段履きに使っているだけあってブカブカということもなく履けている・・・。
US7~7.5くらいでピッタリのはずでロードバイク用もそのサイズにしているのになぜ・・・?
不思議に思ってタグについていた製品コード、「W630CB5」をググってシューズを調べてみる・・・。
カラーがオールブラックなのに「W」から始まる製品コードに嫌な予感はしていたが・・・。
Women'sの「W」だったーーッ!!
そう、センチメートル表記の日本と違い、アメリカの靴のサイズは男性と女性で数字が異なり、女性用のUS9が男性用のUS7.5に相当するのだった。
なお、イギリスやヨーロッパ※は統一サイズで、男女でサイズ規格が異なるということはない(※ビンディングシューズのサイズ表記でよく見かけるお馴染みの大きい数字。単位はパイポイントで、1パイポイント=2/3センチメートル)。
ちなみに自分は典型的なアジア人体型で、自転車用ヘルメットでは欧米型の楕円縦長のカタチにコメカミがあたって苦しめられた。
足もボテッとした横広な感じで、欧米人のシュッと縦長に締まった足型とは異なる。
ましてや足が細い女性用シューズ・・・、足のサイドがきつくて痛くなってたのも当然だったわけである。
なんとこれまで気付かずに女性用のランニングシューズで走っていたとは・・・。
幸い普段履きでは歩くときにしか使わないし、そもそも歩く機会もそんなにないので支障はなかった(ので気付かなかった)のだが、さすがにちゃんとランニングをしようと思ったら厳しい。
こうしてランニングシューズを用意するのが急務になったのであった。
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