それが単に塩分過多による見せかけの上の水分量増加やお通じのタイミングのせいだったのか、それとも根本的なカロリー計算が間違っていたのか…。
それを検証するためにも7月の結果を振り返ってみたい。
ということでまずは結果から。
7月1日の52.2kgに対し、8月1日時点は51.6kgで0.6kg減…。
一方で計算上のネットカロリー(=摂取カロリー引く消費カロリー)は一日平均マイナス721キロカロリー。
31日間で計算すると22356kcalのマイナスで、脂肪換算では3kg以上減少している計算になる。
ところが実際に減少した体重はわずか0.6kg。
7月1ヶ月間の体重変化をネットカロリー累計と比較して見てみると、カロリーは日々(途中のチートデイを除いて)マイナスを積み上げていっているのに、体重変化はほぼ同じレベルで上下していたことがわかる。
月末は少し増えており、それまでは51.2kg前後で推移していたものの、それでも理論値である3kgには全く届いていない。瞬間最大風速でも全然届いていないので、こうなると何か計算に間違いがある可能性が高い。
この点、摂取カロリーについては多少の誤差はあってもそこまでずれずに計測できていると思う。
もちろん栄養素表示がそもそも過小表記されてる可能性はあるが、それでも口に入ったものは把握できているので、2kg=14000kcal以上の誤差が出ているとは思えない。
となると怪しいのは消費カロリーの計算。
消費カロリーはガーミンベースの基礎活動代謝に加えて、ランニングでの走行距離を元にしたマルガリア式の計算方法(走行距離1kmあたり体重kg分のkcal)で運動消費カロリーを追加して算出していた。
ガーミンでも基本的に同じ仕組みになっていて、心拍数で調整された基礎活動代謝に加え、記録したアクティビティの内容(サイクリングの場合は心拍に加え出力等も使われる)によって運動消費カロリーが算出されて合計消費カロリーが算出される。
が、以前エントリした通り計測方法や環境によって心拍数等の各数値が明らかに違っていたりで、インドアトレーニングではあまりに現実と懸け離れた数値になることも多々あった。
こちらは同じように走った日のログを左右に表示しているが、左のログでは途中から190bpmに貼り付いた状態になっていて明らかにおかしい心拍数になっており、結果としてカロリー消費量が2倍以上ズレてしまっている。
自分の機器だけおかしいのかとも思ったが、実際に誤差を研究した結果も報告されており、やはりフィットネストラッカーの数値は誤差前提で見ないといけないことがわかる。
6月のダイエットまとめと結果分析
それを踏まえて、運動消費カロリーの計算を上記マルガリア式に切り換えたところだったが、ここでまた理論値との実際の体重との乖離が大きくなってきたのでさらに調整する必要があるかもしれない。
一方で、体感的にもおかしいと思うのが自動計算されている基礎活動代謝カロリー。
思えばコロナ前、普通に会社に通っていたころは、自転車通勤の運動以外でも、細切れとはいえ日常的に歩く機会があった。
ランチの時間になれば外で食べるにしろオフィスに持ち帰るにしろ、往復10分、ちょっと遠い場所に行くなら30分ぐらい歩くことだってあった。
オフィスの中でもレストルームに行ったりパントリーに行ってお茶やコーヒーで汲んできたりといった「歩く機会」は散発的とはいえ頻繁にあった。
この点、アメリカにいるとニューヨークでは他の州に比べて痩せている人が多いということを時々耳にするし、個人的な経験でも車社会の他の州に行くと太っている人が多い印象がある。
こういった大都市における「歩く機会」って意外と塵も積もればの運動になっているんじゃないかと思う。
ところがリモートワークが始まってからは家にいて歩く機会は激減している。
となると、オフィスワークだった当時、それなりに基礎活動代謝の計算が理論値と合っていたということは、逆に今のリモートワーク生活では同じように算出されていること自体おかしいのではないだろうか・・・。
消費カロリーの計算方法を見直して、実際の消費量に近づくようにバックテストをしながら改善を試みてみたいと思う。
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