プロテインバーを選ぶのが難しい理由

プロテインリッチなダイエットハック食品と聞いてまず思い浮かべるのがプロテインバー。

プロテインを豊富に含むからこそ「プロテインバー」という名称がついていることもありそのイメージ効果は高い。

が、実際にはプロテイン含有率がそんなに高くなかったり、めちゃくちゃまずかったりと地雷が多いのも事実

特に味と食感・・・。

こればかりは個人差というか好みの違いがあるので実際に自分で試してみないとわからない。

食感についてひとつ共通して言えるのは、市場に多いプロテインバーのタイプはネチネチでもっさりと重いタイプの食感のもの



そもそもプロテイン含有率を高めるとしょうがないのかもしれないが、サクサク、パリパリとはほど遠い、ネチネチ、もっさり、ぼったり感になる。

そんな中でも自分が一番痛かった地雷はこちらのQuestバーのオートミールチョコレートチップ味。

ロサンゼルス出張からの帰りにプロテイン補給目的で適当に選んだのでしょうがないとは言え、一口目から舌を疑うような不味さだった。



食感としては一度溶けたキャラメルがまた固まった感じ、カチカチのキャラメルを噛み切ってムチムチ、クチャクチャ・・・、それこそ歯にくっつくのは必至な感じの食感。

さらに味はたとえていうならタミヤのセメントを食べている感じ(他の人のレビューも読んで再考するとどうやら人工的な似非シナモンフレーバーがセメントを想起させたらしい)。

いや、別にタミヤセメントを悪く言う気はない。自分も子どもの頃ガンプラを作るときに何度もお世話になった。

が、それはあくまで接着剤としてのタミヤセメントであって食べ物としての評価ではない。



ということで一言で言うとクソ不味かった。

なんでこんなに不味いんだろうと調べて見ると、Amazon.comではなんと良い評価もあり、良い評価と悪い評価でバラバラ。

悪い評価を見てみると、どうやらここ数年で原材料を変更したらしく、新しい原材料になってから不味くなったというコメントが目立つ。

実際にQuestの公式サイトでも原材料を変更した旨が宣言されている。

その原因は60g中15gを締める食物繊維。これがイソマルトオリゴ糖(IMO)から水溶性コーンファイバーに変わったとのこと。



公式サイトでは単に「改善」として紹介されているものの、実際には元々イソマルトオリゴ糖を使っていた商品で栄養素表示に誤った値を表示しており、カロリーを過小表示していたという訴訟に関連して変更されたらしい。



とはいえ、それでもQuestを支持するレビューは多いし、発売しているフレーバーの種類もおそらくプロテインバー市場で最も多いのでそれなりに売れていると思われる。



Quest以外のプロテイン関連食品でも、評価が割れていたり、良い評価がついていても実際に食べたら不味かったというのも多い。

となると結局は個人の好みの違いに準ずる部分が大きいということになる。

あのキャラメルを劣化させたようなネチネチな食感も、その食感こそが好きだという人がいるならその人にとってはベストプロテインバーになる。

それにそもそもサイクルイベントのエイドステーションで、バナナにピーナッツバターとブルーベリージャムを塗りたくって美味い美味いと食べているアメリカ人を見て味覚の違いを嫌というほど思い知らされてきた・・・



日本の駄菓子で育ち、ビッグチョコやうまい棒、キャベツ太郎といった、軽いサクサク食感を愛する自分はアメリカではむしろ少数派なのかもしれない・・・。

ということで自ら人柱となることで、自分好みのマイベストプロテインバーを見つけるしかないと心に誓ったのであった。


4 件のコメント :

  1. プロテインバーは買ったっきりほとんど食べてないですねえ。
    だいたいSIS, CLIF, POWERBARあたりの安牌にいってしまいます。

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    1. 私も買い置きしたまま駄目にしてしまったプロテインバーがあります。やはり食指が動いていつの間にか食べきっちゃうくらいの味覚的インセンティブがないとだめですね。単にプロテインを摂りたいだけならプロテインパウダーの方が効率いいですし。

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  2. 固形は丸善のギョニソかトリササミ肉で安定。
    ザバスのチョコとシリアルは食感が選べてうまかったが安くないししばらく経つと飽きる

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    1. ササミは王道ですね。ロニーコールマンがササミを食いまくってる映像が印象に残ってます。やはり同じ味だと飽きが来るのである程度のバラエティーというか選択肢を用意してローテーションする感じでしょうかね。

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