いざ、リバウンドへ?
ケトジェニックダイエットに切り換えてカロリー摂取量を増やしたことで一気に体重増加となった8月。
ケトジェニックダイエットに移行した8月10日を境に体重は増加傾向になった。
糖質摂取量はそれまでの3分の1に制限、平均100グラムほどで摂取量も糖質制限の定義内。
一方で摂取カロリー自体は一回り増えた。
なんてったって「糖質ゼロならいくら食べてもいい」がウリの糖質制限ダイエット。大いにナッツを中心に食いまくった。
【もうゴール】ミイラ体重とケトジェニック失敗【していいよね】
その結果、体重推移がどうなったかというとこんな感じで、リバウンドの典型とも言えるようなグラフの形になりつつある・・・。51kgを割ることもあり、瞬間最大風速48kg台を記録したのも遥か過去の話のようで、8月30日には53.3kgまで増えた。
過去2年ほど年末にかけてリバウンドをしてきたが、今年はそれにも勝る勢いでリバウンドに突き進みそうな感じ・・・。
これだけリバウンドを繰り返してきたので、何がきっかけでダイエット生活からリバウンド生活へ切り替わってしまうのか今一度考察してみたいと思う。
ダイエットとリバウンドの間
こちらが上記グラフのうち、6月からの体重変化を取り出したもの。
その間のネットカロリー(=カロリー摂取量-カロリー消費量)をグラフにしたのがこちら。
ネットカロリー(右軸)0のラインを境にして、ネットカロリーが平均してマイナスになるように維持してきたのが、8月から逆にプラスに転じてしまっていることがわかる。
毎日100kcalネットカロリーがプラスだと、脂肪換算で1年で5kg太ることになるし、逆に毎日100kcalマイナスであれば1年で5kg痩せることになる。
1年後に5kg太っているか減っているかの境界線が、1日たった1本の炭酸飲料分だと考えると、そこがダイエットかリバウンドかの分水嶺といえる。
ハレかケか
この点、柳田國男のハレとケという概念を借りれば、ネットカロリーマイナスを「ケ(日常)」とできるのであればダイエット、逆にネットカロリープラスが「ケ」になってしまえばリバウンドサイクルに突入する。
つまり、ダイエットが続けれているかどうかは、習慣的にネットカロリーマイナス生活ができているかどうかであり、その習慣がネットカロリープラスに変わる時点でダイエットからリバウンドへの逆転現象が起こる。
この点、ダイエット中に爆食いするチートデイは「ハレ」の日であり、ダイエットが習慣化されている中であれば、たまにしかないチートデイは全体的なダイエットサイクルには影響を及ぼさず、だからこそチートデイをしても太らない。
逆にそのたまにしかないチートデイが隔日になり、ときに2日連続になったり、消費カロリーよりも食べ過ぎる日が多くなってくると習慣が逆転してしまいリバウンドサイクルに突入するる。
そうなるとハレの日だったチートデイは日常となり、まずいと思ってたまに食べない日や1日断食なんかしてもそれは単なる逆チートデイとなって日常的なリバウンドサイクルを切り返せなくなる。
自分の場合、8月にケトジェニックダイエットの名の下にカロリー過剰摂取の日々を正当化してしまったため、それまでカロリー摂取量が少なくても納得させていた身体が、カロリーを多く摂らないと満足できないように切り替わってしまった・・・。
ちなみに先程のグラフを組み合わせたものがこちら。ネットカロリーの正負が体重増減の先行指標となっていることがわかる。
ここまでわかっているなら逆にマイナスに戻せばいいだけなのだが・・・、理論だけで痩せられるのならダイエットの市場規模が2兆円にも膨れ上がっているわけないのである。
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