大雨も寒波も強風も過ぎて今日は大丈夫かと思ったのも束の間、ジョージワシントンブリッジのサイドウォーク閉鎖のメールを受け取る。
ニュースをチェックすると橋の上で未明に起こった事故が片付いておらず、年の瀬の通勤時間に直撃したらしい。
とはいえ事故があったのはあくまで自動車道、これまでも事故車両を横目に走ったことがあるのだが、サイドウォークもダメなのかと思って写真を見ると…。
なんじゃこりゃ~。なんとサイドウォークに事故車両が乗り上げて塞がれてしまっている。
上司も上司の上司も西海岸の自分としては効率性重視でリモートワークに切り替えたいところだったが、今日はIn personで他部署の人たちと会議があるため多少遅れてもオフィスに行かなければいけない。
が、橋はサイドウォークがいつ開くかわからないので自転車はダメ、ランもダメ。
橋を渡るところだけバスはありだが、ライブカメラを見ると車両も大渋滞で、上層※は2時間の遅れ、下層は1時間の遅れということでダメだこりゃ状態(※ジョージワシントンブリッジはUpper LevelとLower Levelの2層×片道4車線になっている)。
こうなったらもうジョージワシントンブリッジは諦めてフェリーにすることに。
家を出発してとりあえず橋をチェック。
アラートメールが来てないだけで実はもう開通してたということもあるのだが、今回は警察がブロックしていて入れてもらえなかった(隠れて入ってもあの事故では通り抜けられなそうだが…)。
踵を返してリバーロードを南下。
ここからはほぼ一本道でフェリー乗り場まで行けるのでひたすら漕いで到着。
もう乗船が始まっているので出発前に用意したモバイルチケットで乗り込む。
ちなみに自転車は追加料金がかかるが、折り畳み自転車は追加料金不要ということを初めて知った。
乗り込んでしばらくしたら出発。
そういえばフェリーに前回乗ったのは数年前。
香港の天星小輪(スターフェリー)を思い出させるような朝の通勤フェリーは思いのほか気持ちよかった。
片道9ドル払って自転車より時間がかかるので毎回は御免だが、たまにはいい気分転換になる。
フェリーに降りてからはハドソンリバー沿いの自転車道直結なのでそこからオフィスまではいつも通り。
フェリーの手段を選んだのは大正解で、橋の大事故にもかかわらず所要時間はいつもの+10分弱で済んだ(※ちなみに全車線とサイドウォークが再開したのが午後2時だったので待たなくて良かった)。
とはいってもフェリーは一本逃すと次の便は20分後なので、今日はたまたまスムーズにいけたんだと思う。
自転車通勤だと向かい風でも5分程度の誤差で収まることを考えると、朝の通勤時間で20分のズレはきついなぁと思ってしまうのであった。
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