なかなか面白い特集だったのでご紹介します。
ウォールストリートジャーナルの動画で、日本の首都圏の鉄道網とニューヨークを比べたもの。
利益の問題は動画触れられている通りですが、どちらにも住んで通勤していた身としてはどっちにもメリットとデメリットがあるように感じます。
ちなみにニューヨーク地下鉄の特徴としては
- どこまで行っても一律料金
- 24時間運航
- いつまで待ってもこない
- 頻繁にダイヤや路線が変わる
- 汚い
- 臭い
- 暗い
- 危ない
といった感じで、最後の方は単なる悪口のようにも思えますが、実際ドブネズミはよくみかけるしゴキブリがいることもあるし、傷害事件も自分の周りですら起こってます。
一律料金はニューヨーク地下鉄だけで、NJ TransitやLong Island Rail Road、Metro Northになると違ってきますが、動画でも触れられてるOMNYが登場してからはタッチ式のクレジットカードをSUICAのように使えるので随分ハードルは下がったと思います(なにげにJCBにも対応してますし…)。
一方で東京の地下鉄の経験としては
を思う浮かべます。
どちらも通勤ラッシュに乗ってますがニューヨークはそれでも日本のぎゅうぎゅう詰めに比べればずいぶんマシな方だと思います。
乗り換えが大変
動画ではメリットとして紹介されている乗り換え駅の多さですが、JRや私鉄、都営地下鉄等々各社の各路線があるため、複雑さを増していると思います。
東京に住んでたときも普段降りない駅とかに行くときは乗換案内で検索したりしていました。
この点、非日本人が旅行者として来る際はニューヨークと比較にならないくらいわかりにくいと思います。
目的地がわかりづらい
まず町の作りとして、ニューヨークは南から1丁目、東から1番街と数字がついているので、目的地の場所(〇丁目と〇番地)さえわかれば乗るべき方向もわかります。例えばタイムズスクエアの42nd Stから125st駅に行きたければUptownに乗ればいいとわかります。
が、東京の場合、外国人が来てTameikesannoからKishibojimmaeに行こうとしても方角の感覚が名称からはまったくわかりません。
どちらも一長一短ですが、とはいえ結果として日本の方が利益を上げられているということなので、ビジネス的には日本に軍配が上がっています。
では個人的にどの電車が一番よかったかというと、香港のMTRです。
日本やニューヨークでは一部の駅にしかないような安全防止壁ですが、香港のMTRでは大半の駅に装備されています。
安全性の面からも早くニューヨークでも改善されてほしいと思います。
0 件のコメント :
コメントを投稿