前回までのあらすじ
ニューヨークからベルギーのブリュッセルへ到着した後、その足でリエージュに行き、ドイツのアーヘン、ケルンを巡り、ベルギーに戻ってスタヴロでUCIアマチュアワールドチャンピオンシップに参加。その後、バストーニュを経由してルクセンブルクに入国、エッシュシュルシュール、ブールシャイトと巡ったのであった。
ルクセンブルク市へ
ブールシャイトの居心地の良い環境に後ろ髪を引かれながら出発。
車は高速道路を南下。
長いトンネルを通って、
アルデンヌの山々を抜けていく。
段々と家々が多くなっていき、
ルクセンブルク大公国の首都、ルクセンブルクに到着。
自転車レーンも発見。
が、交通量も多いのでニューヨークの方が走りやすそうである。
こちらは中央駅。これまで長閑なアルデンヌ地方が長かっただけに、ドイツのケルン以来の大都市である。
まずはホテルにチェックインする。
が、ホテル併設の駐車場が満杯とのことで、近くの立体駐車場を案内されそこに停める。
チェックインして部屋へ。
首都だけあって値段の割りに小さい。
観光時間をなくしてももったいないので早々にホテルを出発。
まずはホテル近くのコンビニへ。
SPAとファンタのオレンジジュースを購入。どちらも炭酸入りオレンジジュースだが、ファンタの方が甘くて人工的な感じ(まあ果汁0%なので当然だが)。
他の場所ではみかけたことがないお菓子を購入。
なかなかいける。
通りを歩いていると中華系スーパーが。
そしてヨーロッパらしいベーカリーが。
最初はびっくりしたのだが、ベーカリーの中ではハチがケーキに止まっている光景を見かける。美味しいというアピールなのか、それとも衛生面で問題あるだけなのか…。
普通のパンもある。
まずはエクレアを購入。
ルクセンブルクの目抜き通りをエクレアを食べながら歩いていく。
街中の至る所にシェアサイクルのステーションをみかける。これについては別途詳細をエントリしたいと思う。
旧市街へ向けて歩く。
アドルフ橋の上を渡る。
アドルフ橋の上から臨むグルント地区のペトリュス渓谷。
観光向けの汽車風ミニトレインもある。
旧市街に入ったところからのアドルフ橋の眺め。
憲法広場。
ノートルダム大聖堂
旧市街の中を歩く。
古さと新しさが同居したような感じである。伝統があるようでもあり現代風な部分もある。
こんな彫刻?もヨーロッパっぽい。
旧市街の反対側へ。
ボックの砲台
遠くに世界遺産、ボックの砲台が見えてくる。
旧市街の崖に造られた迎撃用の地下要塞である。
入口にはUNESCOの世界遺産プレートが。
砲台から見える景色の紹介。つまりは、この景色の中に敵が攻めてくることを想定して造られた要塞なのであろう。
要塞にチャリで来てる地元民もいる。
エッシュシュルシュール城、ブールシャイト城と同じく、ここでも記念コインが売られている。
要塞に続く穴だが、ここは塞がれていて、近くにあるちゃんとした入口から入る。
ボックの砲台からの眺め。
ボックの砲台の向かいには軍学校がある。
ちょうど式典の途中らしい。
1人ずつ握手していくので卒業式なのかと思ったが、九月初という時期を考えると始業式的なものなのだろうか。
こちらがボックの砲台の地図。上が縦の断面図、下が平面図になる。
ということで、いざボックの砲台の中へ。入口には1100年頃の模型がある。
内部は全て石造り。
下からライトアップされている。
暗い場所ではライトアップで怪しげな感じになる。
まるでゲームの中に出てきそうな洞窟のようである。
奥へ奥へと洞窟は続く。
ボックの砲台の名の通り、砲台が…。
このような感じで、崖から外を狙い撃つことができる。
他の砲台もある。
要塞の奥から先程の軍学校を見たところ。手前に流れているのは旧市街の崖を形成しているアルゼッテ川。
要塞は横だけでなく縦にも延びており、螺旋階段を伝って降りていく。
上がったり、下がったり。
なんというか、子供が大喜びしそうな秘密基地感がある。
まさに入り組んだ洞窟である。
なんというか、ドラゴンボールのブルー将軍が登場した海底洞窟のような雰囲気である。
ボックの砲台の入口から一番奥に到着。
崖中腹の外へつながっているが、正規出口からしか出られないので閉ざされている。
出口は入口の方にあるためまた戻る。
狭く息苦しい部分を抜けて砲台があったところに戻ってくる。
要塞の中から外を見る。
こちらはExitに続く橋。
橋を渡って出口へ。
ということでボックの砲台から外へ出る。
再び旧市街の中心へ戻る。
ボックの砲台だけではなく、街自体も入り組んでいて迷路のようである。
ふとこんな張り紙をみかける。ルクセンブルクの華僑のものだろうか。ちなみに中国語でルクセンブルクは盧森堡。
さらに自転車も。右側の二輛は同じ家族のものなのか、一つのワイヤーで繋がれている。
その後、旧市街のベーカリーに立ち寄る。
美味そうなケーキがディスプレイされている。
小さいものもある。
ここではクレームブリュレと
エッグタルトを購入。
帰りはせっかくなのでシェアサイクルを借りてホテルまで。
ということで、初めてのルクセンブルク市であったが、平面の街に比べて、縦の階層がある立体的な町なのが特徴的であった。
なんというか、街全体が要塞の中にあるという感じの都市である。
はっきり言ってまだこの町の構成を掴み切れていないので、明日の朝はロードバイクで駆け巡ってやろうと思うのであった。
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