ニューヨークでひきこもり生活?

こんなニュースがあった。

引きこもり、推計70万人=半数近くは30代-内閣府調査

この記事によると、「近所のコンビニなどには出かける」は狭義の引きこもり、さらに「自分の趣味に関する用事の時だけ外出する」は1.19%で、これを含めた広義の引きこもりは69万6000人となったそうだ。

ん?

こうしてみると自分は普段プロスペクトパークを自転車で走っているし、イベントのときは一日中外を走っていたりするけど、「趣味に関する用事」だよなぁ。

それ以外は近所のスーパーに出かけたりするくらい。友達と遊びに行ったり、ライドしたりするのもいわば「趣味に関する用事」だよなぁ。

そう考えると、基本的に「スーパー等の生活必需品のため」か、「趣味に関する外出」しかしていないことになり、自分もこの統計の「広義の引きこもり」の中に含まれてしまう・・・。


というか、外出先で仕事をしている人以外で考えれば、「特に用事もなく外をぶらぶらしてる人」以外は「広義の引きこもり」になってしまうのではないだろうか。たとえばコンビニやスーパーで食材含めた生活用品を買って、それ以外は自宅にいる主婦などがいたらやはり引きこもり認定されてしまうかもしれない。それ以外にも、フリーランスなどで自宅で仕事をしていて外に出なければ、人並みに稼いでいても引きこもりになってしまうのだろうか。

ニートの定義がかなり明確に引かれている※のに対して、引きこもりの定義はなんと曖昧なことか。

※内閣府のニートの定義は「高校や大学などの学校及び予備校・専修学校などに通学しておらず、配偶者のいない独身者であり、ふだん収入を伴う仕事をしていない15歳以上 34歳以下の個人」

特に「自分の趣味に関する用事の時だけ外出する」だと、趣味で自転車で世界一周してる人も引きこもりになってしまうのだろうか。まあ精神的引きこもりといえなくもないかもしれないが・・・。


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