最近パソコンの調子が悪い
今年に入ってから6つあるハードディスクのうち、立て続けに2つがアクセス不能になり、リカバリツールでもリカバリできない(BIOSですら認識されない)状態に陥ってバックアップできていなかった分のデータを失ってしまった。ことあるごとにパソコンの動作が重くなり、動き直すまでに少し待ったりということが頻繁に起きる。
とりあえずタスクマネージャーでチェックしてみると、CPUは問題ないが16GBある物理メモリを使い尽くしている。
さらにリソースモニターでプロセス毎にチェックすると、使用量トップに上がっているのはBlueStacksのエミュレーターとIntelliJのIDEA(Java開発環境)だが、合計で大きいのはFirefoxとChromeのタブ群。YouTubeの動画、Google Photosやメールボックス、ブラウザ上のオフィスソフトなどメモリを食うタブが多いので納得ではある。
ちなみにBlueStacksも最低限のスペックで走らせていてゲームは三国志をするので精一杯。フォートナイトやポケモンユナイトといった動きの激しいアクション系はおろか、ロマサガやオクトラといったRPGですら起動しない始末。
思えば前回PCをアップグレードしたのは今から10年以上前の2012年3月、当時TacxのTTS4.0をやろうとして自作したときだった。
今やZWIFTが普及してタブレットでも簡単にできる時代になったことを考えると10年前に組んだ時代遅れのPCスペックでBlueStacksを動かしていること自体が無謀なのかもしれない。
メモリもハードディスクも10年前に揃えたことを考えると、それぞれガタがきていてもおかしくない。
10万円以上、20万円未満のパソコンは3年で減価償却されるので耐用年数的にはもう十分使い倒しているし、新調を考えても良い頃合いなんじゃないだろうか。
Windows7からの脱却
買い換えを考えるきっかけになったのはメモリ不足によるストレスだが、(とっくにサポートが切れてしまった)Windows7を使い続けてきたのでOSもアップグレードしたいというのはこれまでも思っていた。が、思い続けてきたまま時間が経ってしまい、いつのまにか(最後のOSになるはずだった)Windows10の終了が見え、Windows11が登場してしまった。
良い機会なのでここらで一足飛びにWindows11のインストールも考えてみる。
Windows用に作っていた広東語入力ソフトも開発環境が作れず開発が止まって突き上げをくらっていたし、Windows7でWindows11用のソフトを作るのは互換性の意味でもいろいろハードルが高そうなんでその点でもいいだろう。
スペック考察
新調するにあたってのスペックを考える。出来合いのPCをチェックすると大きく分けてゲーミングPCとそれ以外があるが、自分はそこまでゲーマーじゃないし、高FPSが必要なゲームをすることもなさそうなのでゲーミングPC以外で考える。とはいってもCPUやメモリをそれなりにしておけば、GPUをあとから追加してゲーミング風PCにすることもできるのでそこは後回しでよさそう。
ということで必要なスペックを考える。
上記メモリ不足のプロセス一覧では大量のブラウザページがメモリ容量を圧迫していたが、自分の使い方はこんな感じで、以下を複数同時に使用しても十分耐えられるだけのメモリ容量が欲しい。最低でも最初の5項目は24時間開きっぱなしにしている前提。
- FirefoxとChromeでタブを50~100個くらい開く
- LINE
- Excel等のデスクトップ上オフィスソフト
- BlueStacks
- IntelliJ IDEAでプログラムを24時間走らせたままにしておく
- IntelliJ PyCharm
- Visual Studio
- Power BI
- Photoshop
- Fireworks (生産中止だがまだ使ってる)
- Soundbooth
- Illustrator
- Lightroom
チップセットやCPUは今もそこまで不便を感じていないので型落ちでもいいかなと思ったが、今のように10年間使い続けることを考えると今後の互換性も考えて最新のものにしておきたい。
なまじ、1~2世代前のスペックにして途中で何回か買い換えるより最新のを1回買ってしまって使い倒した方が長い目で見れば安く済みそうな気がする。
CPUも元々Core i5あたりで十分かなと思っていたが、100ドルくらい追加すればCore i7が買えてしまう。10年使うとして1年10ドルで毎日使い続けるパソコンが快適になると考えればCore i7にしておいた方が費用対効果は高いかなと思えてしまう。
完組みPCかパーツ買いで自作PCか
ということでとりあえず出来合いの完組みPCを探してみる。が、メモリ64GBだとハイエンドなGPUがついたゲーミングPCばかりでぴったりのものが見つからない。
しょうがないからカスタマイズ可能なBTO系のHP(ヒューレットパッカード)でスペックを指定してみると…4076ドル…だと…!?(ちなみにOSはLinux指定にしてWindows11代を外し、オフィスソフトやGPUもなしの状態)
同様のスペックを必要なパーツだけバラ買いすると…税金入れても1200ドル台で買えてしまう。
もう時代も違って仕様も変わってるし、面倒くさいから完組みPCでいいかなぁと思っていたが、ここまで違うとやはり自作せざるを得ない…。
というわけで10年ぶりに自分で組むことにしたのであった。
0 件のコメント :
コメントを投稿