というわけでとりあえず先々週と先週のレースの、プロスペクトパークでの周回ログを比較してみる。
ちなみに最終ラップは先々週はクラッシュしてしまっているので、一周目から六周目までを比較。
先々週と先週のエントリを読み比べるとわかっていただけると思うが、体感的には先々週は余裕、先週はかなり脚を使ってしまい疲れていた。
一方で、以下、タイム、パワーの比較を見ると、明らかに体感的には余裕だったはずの先々週の方がタイムが良く、逆にパワーは体感通り小さくなって(低い出力でまかなえて)いる。ちなみに集団走行による本番効果は絶大なので、先々週の負荷は普段のソロ走行で言えば11分台で走っているようなイメージである。
■先々週のレースログ
Lap | Time | Average Speed (km/h) | Max Speed (km/h) | Average Power (Watt) | Average Cadence (rpm) | Max Cadence (rpm) |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 0:08:50 | 37.0 | 57.9 | 201 | 99 | 132 |
2 | 0:08:41 | 38.0 | 55.2 | 199 | 93 | 123 |
3 | 0:08:48 | 37.2 | 54.6 | 179 | 96 | 137 |
4 | 0:08:53 | 36.9 | 58.9 | 171 | 91 | 141 |
5 | 0:08:49 | 37.2 | 54.7 | 202 | 88 | 125 |
6 | 0:09:15 | 35.2 | 53.6 | 169 | 86 | 134 |
Total | 0:53:16 | 36.9 | 55.8 | 187 | 92 | 132 |
■先週のレースログ (六周目はペースカーが入ったため特にスローペース)
Lap | Time | Average Speed (km/h) | Max Speed (km/h) | Average Power (Watt) | Average Cadence (rpm) | Max Cadence (rpm) |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 0:08:47 | 37.0 | 57.5 | 232 | 95 | 123 |
2 | 0:08:54 | 36.9 | 55.5 | 210 | 97 | 126 |
3 | 0:09:06 | 35.9 | 57.9 | 217 | 91 | 123 |
4 | 0:09:17 | 35.2 | 64.4 | 199 | 94 | 131 |
5 | 0:09:23 | 34.8 | 51.2 | 178 | 92 | 120 |
6 | 0:09:33 | 34.3 | 56.3 | 229 | 96 | 129 |
Total | 0:55:00 | 35.6 | 57.1 | 211 | 94 | 125 |
先々週はドラフティングを多用した効果が表れていて、先週は前に出すぎたための影響がモロに出ていることが、タイムやパワーに顕著に反映されている。
思えば先々週はクラッシュまでずっと集団の後ろまたは中で走行。
一方、先週は一周目で二番手に出て、三周目でクラッシュが起こったときにも前から四番手ほどを走行中。ペースカーが出てきたときも二番手を走っていたし、六周目でも先頭集団をキープして最終ラップ突入時にも二番手だったりと、終始先頭集団の中に入っていた。結果だけ見れば、「ゴール手前まで積極的に前を牽いてエースを勝たせるアシスト」のような走り方をしていたことになる。そりゃあ勝てっこないはずである。
というわけで、先週、先々週と全く違う走り方をしたので、ログ分析にもそれが反映されていて自分自身非常に参考になった。
もちろん、アシスト的な走り方をしたのは、先々週のクラッシュが尾を引いて、集団後方でのクラッシュリスクをヘッジするために前に出ていたのだが、結局、前から四番目を走っていても前の人がクラッシュ(しかもマイヨ・ジョーヌまで巻き込んで)するくらいだから、ぶっちゃけ「運次第」になるのかもしれない。できることと言えば、常に周りに注意して不穏な前兆を察知するくらいか・・・。
本当に実力があるなら「徹底先行逃げ切り型」が、クラッシュヘッジという点でも一番良いのだろうが、自分はそこまで抜きんでた脚があるわけでもないので、地道にレース戦略やレース戦術を考察していきたいと思う。
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