ロードバイクで国際交流

先週日曜のレースの結果が届いた。

結局、8位だったことがわかった。

入賞は5位までだが、10位まで発表してくれたため自分の順位がわかってよかった。

こうして記録に残ると、わざわざ往復100kmの道のりを走ってまでレースを走った甲斐があったと実感する。

ちなみに主催チームから案内があったのだが、レースのビデオがアップロードされているのでご紹介したい。




■レースの醍醐味

それにしてもやはりレースは面白い。文字通り「血湧き肉踊る」

一人で過去の自分に挑戦するのもそれはそれで有意義だが、同じレベルで競い合える相手がいてその環境があるというのは非常に幸運であると思う。

毎週末、いい年した大人が、お互い全力を出し合って一緒にバカ(ロードレース)できるという機会があるというのは嬉しいものである。

ところが今週、来週とレースがない。次のレースは6月11日。

いや、厳密に言うとレースはある。ニューヨーク市近郊でシーズン中にレースがない週などないのだが、今週、来週の2レース(つまり2週間で4レース)とも、平日のナイトシリーズ(例えば午後6時から開始)であるため、普段仕事がある現状の生活スケジュールでは参加できないということである。


■ロードバイクが繋げる絆

ニューヨークは人種の坩堝と言われ、確かにいろんな人がいるが、実際には仕事上ででも関係がない限り、普段の生活で他のコミュニティーの人と交流する機会は少ない

ところがロードバイクでは白人もいれば黒人も、メキシカンもいる。普段は別の生活環境、別の仕事、別の文化、別のバックグラウンドを持っている人々同士だが、ひとたびレースが始まれば、ロードバイクという共通の趣味によってお互い死力の限りを尽くして競い合い、称え合うことができる

先日も、早朝トレーニング中に、ずーっとドラフティングでついてくる人がいて、タイムアタックを終了してクールダウンに入ったときに話しかけてきた。自分は毎週レースのたびに安全ピンでゼッケンを付けるのが面倒なので、ゼッケンを貼る位置に安全ピンをつけたままのジャージを着て、そのままトレーニング&洗濯しているが、それでレースに出てることがわかったらしく、彼もレースに興味があるということでそのままクールダウンの一周をしながらレースのことなどを話した。

上述した通り、普段は他のコミュニティーの人と交流する機会もなければ、特に共通した話題もないのだが、ロードバイクという共通の趣味によって話題には事欠かない。彼のGiant TCR Advanced 2のロードバイクのことやサイクロコンピュータのことなど、逆に話題に尽きない。

かっこいいことを言うと、これも「ロードバイクが繋げる絆」の一つである。

自分は休日の家庭の都合もあり、まだチームには所属していないが、チームにでも所属している人はもっとその傾向が強いのであろう。


4 件のコメント :

  1. 「ロードバイクが繋げる絆」って確かにありますよね。
    自分もロードバイクに乗ってなければ、絶対に関わり合いにならないであろう人達と幾人も出会いましたし。
    これからもこの交流を大切にしていきたいと思います。
    しかし毎週レースがあるなんて羨ましすぎる・・・!

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  2. 初めましてですが・・ロードは良いです。
    いい年した大人ですが自分たちを追い込んで苦しいけどバカやって
    練習も楽しいですし。
    地震の影響もありイベントはかなりの確率で中止が続いてますが
    レースには積極的に参加していきたいです。
    でも、毎週はホントにうらやましいです。。

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  3. 私もロードバイクがあって繋がる絆がオンラインでもオフラインでもあって嬉しい限りです。
    仕事関係の人とも共通のロードバイクの趣味のおかげで一緒にライドする機会もありますし。

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  4. 初めまして。コメントありがとうございます。
    私も練習も含めて走ること自体が楽しいからここまで続けてられるんだと思います。
    日本では地震の影響も多いかと思いますがむしろレースやイベントが多く開催されることで活力になればと期待してます。

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