楕円クランク型パワーメーター:Quarq CinQoのRotor Q-Rings

しばらく試してみてからレビューを書きたかったのでしばらく前のことになるが、これまでのエントリで検討してきたとおり、パワーメーター付きクランクであるQuarq CinQoのRotor Q-Ringsを購入

Quarqのページでポチったのが6月5日の朝で、6月16日のマウンテンクライム大会に間に合わせたかったので3day shippingを指定。ただ、発送までに時間がかかると間に合わないかなぁと期待半分で待っていた。

が、届いたのは6月7日の夜。早くても一週間近くかかると思っていたが、3日どころか2日で届き、予想以上に早く装着することができた。

ということでQuarqから到着。



中にはQuarq Tシャツが。ヨーロッパから通販したりするとハリボーが緩衝材代わりに入っていることがあるが、これは緩衝材というより単なる購入者特典?なんだろう。



CinQoを取り出す。初のクランク型パワーメーターかつ初の楕円チェーンリングであった。



こちらはCinQo用のクランク分解工具。



このようにはめて回すことで分解できる。が、チェーンリングを取り替えるだけであれば不要。



ということでまずは今装着しているDura-Aceのコンパクトクランクを外す。



そしてCinQoのクランクを装着する前にCinQo用のマグネットを取り付ける



ちなみに今回はボトムブラケット下のケーブルガイドプレートに挟み込む形にしたが、他にもBBに取り付けるタイプや、フレームに接着するタイプの、計三種類のマグネットが添付されている



こちらがクランク側のマグネット部。



CinQoは、クランクを2回逆回転させるとオートゼロイングをすることから、クランクの正回転と逆回転を判断するためにこの中に2箇所マグネットが設置されていると思われる。



SRMに比べて最大のウリである電池交換もこの通り。工具も不要で、キャップを外すだけで交換できるSRMはこのために工場送りにしたり、自分で交換するにしても保証対象外のリスクを冒して半田付けしなければならなかったりと、雲泥の差である。



装着完了。



楕円ということもあり、三時位置ではこのような実質歯数も…



上死点、下死点部分ではここまで実質歯数が小さくなる。



Q-Ringsは長短比が1.1であるため、上記写真の50Tのアウターチェーンリングの場合、一番短い箇所で47.5T相当、一番長い箇所で52.5T相当のギアになる。

ということで6月16日のヒルクライム大会に間に合うように装着することができた。が、結論からいうと、10日弱ではこのクランクに慣れる時間としては短すぎた…


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