常にCPUの熱が上がってしまっている状態で、温度センサーもモニターするようにして本格的解決に乗り出す。
ちなみに単に起動した状態ですでに摂氏60度を超える。
ブラウザを起動して何個がウェブサイトを一気に開こうとすると80度まで跳ね上がる。
一度CPUファンの取り付けは確認してちゃんと取り付けなおしたものの抜本的解決にはならず。
ファンの設定をいろいろいじっても変わらず、ちょっとウェブページを開いただけで70度を超えた状態が続く。
ということでそもそもファンを変えてしまおうということでCPU付属のデフォルトファンから、冷却効果が高いサードパーティーのファン、ZALMAN CNPS9500ATを購入。
ちなみにこれ、買ったあとで気付いたのだが、冷却効果はもちろんあるものの、静音効果も謳っていた製品であった。
いざCPUファンを交換しようとする…。
が、このファンはマザーボードの後ろにワッシャーを入れて両側から止める形になっているので、一度マザーボード自体をケースから取り外さないといけない。
ネジを外していってマザーボードを取り外す。
CPUファンを並べて比べるとその差は一目瞭然。
8の字型でかなり派手なヒートシンク。
ちなみに取り付けについてはこのサイトでかなり詳細に説明されている。まさに自分の場合も同じことになり、台座とファン本体の取り付けに苦労したものである。
取り付けが終わってケースに装着しなおす。
そして起動!
が…、CPUファンエラーの表示。
そういえばCPUファンの電源がなかったなぁと思い、そもそもこれはヒートシンクだけで冷却するようなそういう製品なのかもしれない、CPUのファンもケースファンの気流で自動に回るようにできているんだろう(!?)と大勘違いをして、BIOSのCPUファンアラートを無視するように設定して無理矢理起動させる(!?)。
そして温度をモニターしながら普通に使い始めてみるが、40度台と大幅な改善が!
以前は80度を越えてしまうような負荷をかけても50度前半に瞬間届くくらいで、30度以上改善されているという驚きの結果に。
やはりCPUファンが問題だったのかと一安心。
えがったえがったと思いながら、あまりのCPUファンの効果に感動して、上掲のサイト等、このファンのレビューページを見てみる…。
と、普通にCPUファンを電源接続しているではないか…。
十分効果があったので安心していたが、実は大事なファン※を回していなかったということでもう一度ケースを開けて中を確認。
��※CPUファンが大事だと思っていたが、今回のことでヒートシンクの方がよっぽど冷却効果があることを思い知ったのであった)
ヒートシンクの中に押し込むようにしまわれていた電源コードを発見して接続する。
そして再度起動。
CPU温度をモニタリングしてみると…。
マ、マザーボードの温度よりCPU温度の方が低い…だと…!?
思えばこれまでPentium Proの時代から自作をしてきて、Athlonなりで温度に苦しめられた経験もあり、CPU温度の方がマザーボード温度より高いというのは当然の認識であった。
が、この固定観念が覆されたのは、良い意味でめちゃくちゃショックであった。
しかも体感的にパソコンの動きも速くなっている。
思えば、CPUアラートが出たのは最近だが、以前にも(アラートまでは行かなかったものの)付属CPUファンでかなりの高温度で駆使してきたのかもしれない。
やはりこれまで熱でずいぶんと負荷をかけてきてしまったのだろうと痛感したのであった。
PCの熱問題、改善されたようで何よりです。
返信削除自分はもう何年もPCの自作等はやってないんで、最近のPC事情に随分疎くなってしまいました。
こーゆー記事を見るとまたやってみたくなりますね(・∀・)
私も途中で随分とPC自作から離れていた時期があって、忘れた頃にチェックすると以前は手の届かなかったスペックがすごく安くなっていたりして得した気分になります。私もTacxなりの事情がなかったら再度踏み込んでなかったと思います。
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