香港3日目。
午前中は馬鞍山から電車に乗って、
馬鞍山線の終点(というか始発駅)にある大圍へ。
駅の書店を覗くと黃之鋒の本が・・・。世界で最も有名な高校生(当時)かもしれない。
ちなみに彼はTimeの表紙を飾ったこともあり、同誌によって「Most Influential Teens of 2014」に選ばれ、「Person of the Year 2014」にもノミネート、さらにはFortune Magazineの「World's Greatest Leaders in 2015」の1人にも選出されている。
大圍はその名の通りもともと圍村があった場所で、現在もその雰囲気が残っている。
こちらがかの有名な?大圍村の圍門。
二級歷史建築物に指定されている。
大圍の裏道を歩く。
フィルムの中のような香港の裏町がそこにはある。
大圍で用事を済ませたらいざ九龍の旺角へ。
そう、来るたびに必ず行っている酸辣粉の店へ行くためである。
が、店の前まで来たらなんとシャッターが閉まっている・・・。
家賃高騰で古くからの茶餐廳すら潰れてしまう最近の香港、この店も潰れてしまったのかと不安になって見ると張り紙が・・・。
1週間休みなだけだそうだが、結局後日訪れたがやはり休みのままで、休みは建前で本当は潰れてしまったのかもしれないなどと心配する・・・。
もともとここで食べる気まんまんだったのでいきなり目標を失った自分。スマホのグルメアプリで調べてみて「四川擔擔麵」というそのものの店名が気になったのでその店まで行くことに。
MTRに乗ってビクトリア湾を渡り香港島へ。
上環にある店まで突撃。
場所がよくわからなかったが、この新紀元廣場の中二階的な場所に入っていた。
が、この漫画風絵柄に違和感を覚える・・・。しかも香港なのに漢字が正體字ではなく、簡体字・・・。
そう、この店は「四川擔擔麵」ではなく「四川担担面」だったのである!!
そして店内に入るとウェイターは鬼佬(広東語で欧米人のこと)・・・。
それでも本格的な擔擔麵が出てくると希望を持って注文・・・。
が、出てきたのはやはり・・・。
そもそも擔擔麵(担担麺)は漢字の通り、担ぎ売りしていたのでソープではなくタレなのである。
しかも辛いだけで麻の刺激も花生の甘味も感じられない。
結局第五の刺客はとんだくわせものであった。
うな垂れて上環をあとにする・・・。
体重を気にするのももちろんだが、いくら美味いものでも満腹時に無理して食べると美味く感じられないので、一日の間に食べられる量は限られてくる。
つまり香港滞在中に美味い物を食べられる回数は決まっている。
その中の1回をこんなものに使ってしまったとは悔やむばかりであるが失敗は成功の母、次に備えて気合いを入れるのであった。
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