前回「ランニングは金がかからない」って言ってたのは誰だったっけ・・・。
まあそれでもロードバイクよりはかからないからまだマシなのか・・・。
ちなみにランを始めてもいないうちからランニングウォッチを用意しようというのは、ロードバイクでの経験によるもの。
ロードバイクで走行時間や走行距離、GPSでの走行ルートなどのログを取るようになってから、「なんでもっと早くログを取っておかなかったんだ」と後悔したことがある。
必要な情報のログさえ取っておけば、定量的にトレーニングを把握できるし、後から見直したり、分析したりもできる。
なによりも走行ルートや距離を残すことでモチベーションアップに繋がるのも大きい。
といういうことでロードバイクでの経験を踏まえ、ラン開始時からログを取れる環境を整えておこうと思った次第である。
なにが必要か
とりあえず思いつくのは上記でも触れた走行距離、走行時間、走行ルート。
あとはトレーニング強度把握用に心拍数。
ここまではロードバイクと同じなのでそれこそ自転車用のGarmin Edge 130でもログを取れる。
一歩踏み込んで、ロードバイクでいうケイデンスや出力に相当するものがないかを調べる。
ぶっちゃけロードバイクで使っているパラメータも上記で十分なので、これらが揃えばとりあえずイベントやレースにも対応できると思う。
この点、ケイデンスに相当するものはピッチ。
単位はケイデンスがrpm(revolutions per minute)であるのに対し、spm(steps per minute)。
ステップということなので、左右の脚を踏み出して2 steps換算。一方自転車では左右で1回転して1 revolutionなので、イメージ的にはrpm × 2 = spmという感じで、90rpmを意識して走ると180spmに相当する。
このピッチは、ランニング用ウォッチと、ランニングダイナミックスポッドというアクセサリで計測できるとのこと。
ランニング用ウォッチがサイコンだとすれば、ランニングダイナミックスポッドはケイデンスを測定してサイコンに飛ばすセンサーに相当するイメージ。
詳細は後述するとして、まずはこの2つをゲットするところから始めた。
Forerunner 735XT
最初に悩んだのは、どのデバイスを買うか。
これまでの互換性や、心拍数をGarminのサイコンに飛ばすことも考えるとメーカーはGarminだが、Garminからも山ほど多種多様な種類の腕時計型デバイスが発売されている。
Running Dynamics Pod対応のデバイスだけでもこんなにある・・・。
- D2™ Charlie
- D2™ Delta D2™ Delta
- D2™ Delta PX D2™ Delta PX
- D2™ Delta S D2™ Delta S
- Descent™ Mk1 Descent™ Mk1
- fēnix® 5 fēnix® 5
- fēnix® 5 Plus fēnix® 5 Plus
- fēnix® 5S fēnix® 5S
- fēnix® 5S Plus fēnix® 5S Plus
- fēnix® 5X fēnix® 5X
- fēnix® 5X Plus fēnix® 5X Plus
- fēnix® Chronos fēnix® Chronos
- Forerunner® 645 Forerunner® 645
- Forerunner® 645 Music Forerunner® 645 Music
- Forerunner® 735XT Forerunner® 735XT
- Forerunner® 935 Forerunner® 935
- quatix® 5 quatix® 5
- quatix® 5 Sapphire quatix® 5 Sapphire
- tactix® Charlie tactix® Charlie
いっぱいありすぎてリストを見ただけで疲れるが、使用用途はランのみなので、ランニング用と銘打たれているForerunnnerシリーズに絞る。
ハイエンドモデルは2017年発売のForerunner 935だが、モデルの新旧を表す下2桁のナンバリングでは2018年発売のForerunner 645が最新。
一方で2016年発売のForerunner 735XTはさすがに安くなっている。
機能の差を見ると、それぞれのデバイスでランニング用の機能に大きな差はないようなのでForerunner 735XTで十分か。
大きく異なるのは、Forerunner 935のみゴルフの機能をサポートしていること。だがゴルフはしないので影響なし。
一方、Forerunner 645のみGarmin Payに対応している。が、これまたGarmin Payを使う予定はないので影響なし。
ランニング関連でForerunner 735XTが後塵を拝するのは、パワー出力計測に対応していない点だが、ラン用のパワーというのはまだ対応黎明期で、Forerunner 935でもConnect IQでのみ対応しており、デフォルトの項目としては捕捉できないということなので、初心者の(というよりまだ始めてもいない)自分にはまだ不要だと思われる。
まあNice to haveではあるが、Forerunner 935やまだ新しくて高いForerunner 645との価格差を考えるとForerunner 735XTで十分という判断に落ち着いた。
とういことで購入。
開封の儀。
腕時計型デバイスはVivosmart HRを使っていたが、基本的にVivosmart HRの活動量計として取れるデータはForerunner 735XTでもカバーされているので、上位互換ということでForerunner 735XTに移行。
まだ機能も試していないが、それは今後実走してからということなのでとりあえずスマホとの接続設定をしつつ、操作だけ覚えておく。
Running Dynamics Pod
時を同じくしてRunning Dynamics Podも到着。
これを腰中央につけて走ると各種ランニングデータが取れる。
ANT+なので、技術的にはサイコンにデータを飛ばすパワーメーターと同じでForerunner 735XT側からセンサーをサーチして接続。
ちなみにピッチだけでなく、ストライド(歩幅)や上下動、接地時間も計測してくれるので、とりあえず初心者がパフォーマンスを把握する分には十分すぎる感じである。
まあ走りながら確認するのはせいぜいペースくらいで、自転車の3秒平均パワーとかと違ってストライドや上下動を確認しながら走ることなどないと思うので、これらの追加情報はログ記録後にパソコンやスマホ上で見るようなイメージだろうが・・・。
これでトレーニングログ記録に必要なデバイスは揃ったので、あとは15kg太って重くなった重い腰を上げるだけ・・・だけ・・・なのに・・・。
0 件のコメント :
コメントを投稿