自転車の場合、通勤という日常生活の中でいちいち輪行するのが大変というか面倒くさいので、小雨の場合はともかく、朝か夜のどちらかで雨や雪が濃厚であれば往復ともバス&地下鉄通勤になってしまっていた。
つまり、朝は快晴で運動日和なのに、夜の雪予報のために朝も薄暗くてドブネズミが走り回る地下鉄通勤にしないといけなくなる。
ところがこれに「ラン通勤」という選択肢が加わると、片道だけランという移動手段が増えてより機動的になる。
週間のトレーニング量でみても、天候によって不測の穴があく事態を軽減できる。
というかトレーニング時間もカロリー消費量も、現状では「片道ラン通勤>往復自転車通勤」なので、むしろトレーニング量は増える。
初めての片道通勤帰宅ラン
この日の天気はすでに晴れているのだが、前日の雪がまだ残っていてジョージワシントンブリッジのサイドウォーク(自転車歩行者道)は閉まっている。
ということでニューヨークまではバスで行き、そこからミッドタウンまでラン通勤。
まさにバス&地下鉄通勤ならぬ、バス&ラン通勤。
マンハッタンの178丁目にあるジョージワシントンブリッジバスターミナルに到着してから、普段はそのまま地下道で直結している地下鉄へ向かうが、今回は地上で降りてブロードウェイを南下。
ハドソンリバー沿いはまだ雪が残っていそうなのでマンハッタン内を突っ切る。
が、マンハッタン内も歩道にはけっこう雪が残っていて走りにくい。
トラクションがまったくかからずに、スピードも落ちる。
まあこれはこれでトレイルラン的な練習になるかもしれないと思いながら進む。
そのまま南下してセントラルパークの北端からパーク内へ。
セントラルパークのランナーレーンはちゃんと除雪がしてあって走りやすい。
雪景色を見ながらセントラルパークをランニング。
驚いたのは朝のセントラルパークを走るランナーが多いということ。
こうして他に走っている人がいるとやる気が出てくるというもの。
そのままセントラルパークを走って59丁目の南端へ出て通勤ランを終了。
夜もセントラルパークを通って帰宅ラン。
今度は南端から入って110丁目の北端に抜けるルート。
夜でもやはりランナーは多く、ランニングクラブ的な感じで集団でトレーニングしている人たちもいて、その中に混じったりしながら良い刺激を受けながら走る。
セントラルパークを抜けると一般道の歩道を走ることになるのでペースは落ちるが、赤信号で水分補給したりと、クールダウン代わりになると思えばそれはそれであり。
ひたすら走れてしまうハドソンリバー沿いと違って、セントラルパーク経由もメリハリがあってトレーニングルートとしては使えるかもしれないと思った。
ネットで調べてみるとセントラルパークのランイベントやデュアスロンもあるみたいなので、本番コースを通勤途中に試走できると思えばむしろハドソンリバー沿いより本番向きかもしれない。
こんな記事もあるくらいなので、今後もバリエーションの一つとしてトレーニングルートに加えてマンネリ化を防いでいきたい。
同じ通勤ルートは使わない! ニューヨーク証券取引所の幹部が明かす、ルーティンを避ける理由
- ニューヨーク証券取引所のエグゼクティブ・バイス・チェアマン、ベティー・リュー(Betty Liu)氏は、通勤経路をほぼ毎日変えている。
- 習慣を作らないことで、リュー氏は自身に新しい人や景色に毎日出会うことを強いている。これは、世界を旅して回るようになってから気付いたことだという。
- 日々の通勤経路を変えることには、科学的にもメリットがある —— 調査の結果、集中力や記憶力を向上させ、創造性を高めるという。
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