そして水泳とサイクリングでは、サイクリングの方がダイエットには効果的という研究結果が出たらしい。
運動後30分の休憩を置いた後、被験者には満足するまで好きなだけパスタを食べてもらいました。それぞれの運動後に被験者が食べた量を調べたところ、水泳後にはサイクリング後に比べて平均して約142kcalに相当するパスタを余分に食べると判明。水泳とサイクリングでは水泳のほうが消費カロリーが高いものの、運動後の食事も合わせて考えるとサイクリングのほうがむしろ消費カロリーが多いという結果になりました。
水泳後は「お腹が減ってたくさん食事を摂ってしまう」ことが判明、ダイエット効果はそれほど高くない可能性
まあ142kcalってカロリーメイト一個半にも満たないので誤差の範囲内に思えなくもない。
ドリンクのカロリーメイトなら1缶飲む前に摂ってしまう量だ・・・。
が、塵も積もれば山となるので日常的な運動として取り入れた場合の長期的な影響は大きいだろう。
個人的にはここにランニングも含めて研究してみて欲しかった。
自分はサイクリングとランニングのみで水泳はしていないので比較はできないが、そもそも思うのは日常的な運動習慣として水泳を取り入れるのは厳しいということ。
水泳の場合、まず準備として着替えは必須だし泳いだ後はもちろん全身濡れているのでシャワーや乾かす手間も必要になる。
そして最大のハードルは場所の確保。
サイクリングやランニングは走れる場所ならすべてが運動場所になれる。
が、水泳の場合、ビーチに行けば泳ぐこともできるが、ハドソンリバーで泳いだら通報されるだろうし、人間や魚の死体も浮いてたりする(実話)ので現実的ではない。
となると、基本的に水泳を日常的な運動にできる人は、プールのあるジムに通っている人くらいだろう。
ちなみにアメリカの場合は裏庭にプールがある家もけっこうあるが、それはそれでメンテナンスが必要になるし、居住者向けのプールを備えるマンションの場合もその分管理費が上乗せされるので実質安いジムに通うのと同じような感じになる。
この点、ウィズコロナの世界になるとジムも閉鎖されていたりするので、日常的に水泳をできる環境にある人はさらに少なくなると思う。
一方で、サイクリングの場合、場所のハードルは前述の通りほとんどないのであとは準備の手間くらい。
タイヤの空気圧管理や、ヘルメット、ビンディングシューズといった装備は必要になるが、水泳に比べればハードルは低い。
ちなみに冒頭の記事ではこう締めくくられている。
研究チームは、水泳は他の運動に比べてダイエット効果が優れているわけではない可能性があるとしつつも、水泳には多数の健康効果があると称賛して、「水泳後にたくさん食事を摂ってしまう可能性を認めて、スナックを食べたくなる誘惑や食事量を増やしたくなる誘惑に抵抗すべき」とアドバイスしました。
食事の誘惑に抵抗しろという根性論・・・だと・・・。
そうですか、やっぱり最後は気合ですか。
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