初めてのブラッククリスマスの過ごし方

コロナ下での初めてのクリスマス。

アメリカでは数百万人が移動しているということで更なる感染拡大への懸念が取り上げられている。



うちはアメリカ国内で帰省するような場所もないのでおとなしく家にいることに。

そんな中、ニューヨーク大都市圏にレインストームが襲いかかる



あらかじめ警報が出されていたので、停電に備えて電話等を充電してクリスマスイヴは過ごす。

そしてクリスマスイヴの夜、はたして停電発生

電気がまったくないサイレントナイトになるかと思いきや、近所のビルの発動発電機の騒音に苦しめられながら寝ることに。

翌朝、やはり電気は復旧していない。

スマホでニュースをチェックすると数十万戸でブラックアウトが発生している模様。

強風や倒木で電線が断線している様子も報道されている。



転んだ後の杖

今年は8月にも同じように停電が発生し苦労させられたので、そのときの後悔をもとに準備していた機器を引っ張り出す。

当時、停電後に買っておいた機器のひとつがこちらのソーラー充電器。



あらかじめUSBで充電しておくこともできるし、ソーラーパワーでも充電でき、非常用ライトやスマホの充電にも利用できるパワーバッテリーである。しかもソーラー充電パネルの面積が広いこともあり、晴天なら3~4時間でスマホの充電を50%ほど、曇りでもそれなりに充電できるらしい



そして同じような機能だがもうひとつ買っておいたのがこちら。



コンパクトでソーラー充電はおまけ程度だが、乾電池や手動ハンドルによる充電も可能で、USB充電の他にラジオも聞けたりと機能が盛りだくさんなのが特徴。



リモートワークになって家で過ごすようになってからはWiFiがほとんどでスマホの4Gを使う機会がめっきり減ったが、停電時はWiFiが使えないのでスマホの重要度が一気に上がる。

乾電池も大量に用意しておいたので、最後の外界との連絡手段となるスマホの電池切れを気にすることなくLINEやWhatsAppで連絡を取ったりネットのチェックができるようになったのは心強い

停電タイミング

それに今回は停電のタイミングも助かった。

前回の停電は火曜日からでもろに平日に被り、リモートワークの会議中に停電になったので仕事の連絡が大変だった。

仕事となると連絡手段を確保しないわけにはいかないし、家庭と仕事両方停電対応が必要でストレスも大きかったが、今回は金曜からのクリスマス連休にかかったので少なくとも仕事の連絡手段の心配はせずに済んだ。

逆にせっかくのプライベートの連休についてないと思ったりもしたが、仕事だと強制的に復旧モードに入らなければいけないのでそれがないだけ助かった。仕事を気にしなくていいなら、子どもと本を読んだり、家の掃除をしたりと、電気を使わなくてもいい活動をすればそれなりに有意義に過ごすことができる

一方で前回の8月と大きく違うのは今は冬真っ直中ということ。

幸い南からの低気圧の暴風だったので寒くはなかったが、それでも暖房やお湯が全く無いのは困る。

とりあえず復旧予定が出ているかニュージャージーの電気会社のサイトをチェック。



どうやらニュージャージーの広範囲で停電が起こってるらしく、うちのブロックの復旧予定は・・・27日の午前11時45分・・・だと・・・



27日ならまだ日曜だから仕事の心配はしなくていいが、週末にはまた冷え込むというので防寒対策も必要だし、3日間も停電されると冬とはいえさすがに冷蔵庫の中のものは考えないといけない・・・。

冷蔵庫と停電

前回は少しでも冷気を逃すまいと冷蔵庫を閉めたままにしておいたが、1日経った時点で諦めて半分溶けたアイスクリームを取り出して食いまくった

クリスマスと言う最悪のタイミングということもあり、冷蔵庫の中にはクリスマスイヴに用意したピザやらケーキやらアイスクリームやらが大量に入っている・・・

ただ前回のときは復旧予定よりも早く復旧したことあり、今回も復旧予定よりもっと早く実際には復旧するんではないかという期待もある。

うーん、食うべきか、食わざるべきか・・・。

刻々と過ぎる時間をみながら、半分以上残っているホールケーキと1リットルのアイス大食いチャレンジを決行しようかと悩んでいると・・・

電気が戻った・・・・!!

結局25日の昼過ぎには電気が戻ったので半日程度だったわけで、8月の時と比べれば(冷蔵庫の中のものは)軽傷で済んだ。

ただ、二度あることは三度あるで、今後も停電の心配があることを考えると、今回のことも踏まえて次に備えて準備していきたいものである。

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