2023年からアメリカはサマータイム恒久化?!

今週は月曜火曜と雨模様。やっと水曜で晴れになったと思ったら強風。

しかも行きも帰りも向かい風で往復ビンタ状態。

3月も半ばだというのに相変わらず朝は寒く、風速冷却は余裕で氷点下…。

それでもよくなったのはサマータイムが先週末(3月12日)から始まったこと。

おかげで早くオフィスを出れればライト不要になり、暗い中を走らなくていいだけマシになった。

サマータイム前は5時にはすでに暗くなるので、帰り道はライト必須。

夜、向かい風で雨が降っていて寒いと暗くて見えにくいも相まって四重苦になるので、明るいだけでずいぶん気持ち的には楽になる。

サマータイム恒久化法案

そのサマータイムだが、アメリカもヨーロッパも恒久化するという案が出ているらしい。

サマータイムはあくまでDST(Daylight Saving Time)で、標準時(Standard Time)を調整したものと考えると、サマータイムが廃止されて標準時が恒久化されると思ったのだが、逆に標準時(東海岸で言えばESTの東部標準時)が廃止されてサマータイム(EDT)のみになるとのこと。

ちなみにこの動きは以前から始まっていて、上院ではこれまでも法案が通ったものの成立せず、今年の3月に再度上院を通過したとのこと。

法案的には下院を通過すればあとは大統領署名で発行され、「早ければ今年の秋にはもう時計を戻すことなくサマータイムのままになる」というニュース記事の煽り文句が踊る。

ただ実際にはサマータイム恒久化は各州での批准が必要ということで、州によって状況は変わってくる※らしい(ハワイのようにそもそもサマータイムを採用してない州もある)。

なお、2022年の10月時点で連邦政府に先行してサマータイム恒久化を批准している州はすでに19州もあって、該当するフロリダ州や中西部の州は連邦政府で発行され次第実行されるらしい。

ブルーステート&大都市という、ニューヨークに近い性質のカリフォルニア州ではすでに議会の投票では可決されていてあとは法制化を待つ段階とのことで、経済的つながりからもカリフォルニア州で批准されればニューヨーク州(&トライステートとして関係の深いニュージャージー州やコネチカット州)でも移行するだろうと思われる。

まあ自転車通勤の観点から言えばサマータイム恒久化は歓迎したいところだが、朝早い人にとっては逆に真っ暗な朝の時間が増えるので賛否両論あるところなのかもしれない。


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