折り畳み自転車のサイズ比較

というわけで、引き続き以下の目標を持って折り畳み自転車のサイズ比較をしてみたい。

目標:マンハッタンのオフィスビルにスーツを着たまま持ち込んでもTPO的に違和感がない折り畳み自転車

折り畳みサイズの限界


まず折り畳み自転車の理想のサイズを考えてみたい。

この点、折り畳むといっても、さすがにホイールまでは折り畳めないと思うので、ホイールサイズ=折り畳みの限界と考えることができる。
ホイールよりもさらに小さくできるとなると、それこそパーマンの変身セットやドラゴンボールのホイポイカプセルの世界になってしまうだろう。
ということで、「ホイールサイズに一番近いサイズにまで折り畳める自転車」を理想としたい。

サイズ比較


有名どころの以下の自転車の折り畳んだ後のサイズについて、立体図で比較してみた。



元がインチ表記なので1マスは1インチで図示しているが、ここでわかるのは圧倒的にブロンプトンが最小かつコンパクトだということである。



正方形状態で折り畳み、折り畳んだ後にパーツがバラバラせずに固定されるのはブロンプトンくらいである。



折り畳み易さ


Bike FridayのTikitが折り畳み時間最短といえる早さで折り畳める。



だが、そこはやはりアメリカメーカー。折り畳んだ後のサイズはアメリカ的な「車のトランクに入る」をベースにしている感じで、スーツケースのようにオフィスに持ち込めるとは言い難い。

Bike Fridayやブロンプトンの、後輪回転型の折り畳みは特徴的かつ実用的で良いと思う。

スーツケース?


ここでブロンプトンについて特筆すべき点は、折り畳んだ状態で自立して、さらに転がして運ぶことができるということである。

Bike FridayのTikitもフレームを手で持ってタイヤを転がして動かすことができるが、手を離せばフレームは地面に落ちるし自転車も不安定である。
この点、ブロンプトンは折り畳んだ状態でコロが付いており、4つ(または3つ)のコロで転がして移動できるのである。さらにサドルかハンドルを折り畳まずに、それを手で持って引く(または押す)ことができるので、黒いカバーでもかぶせてハンドルを持って引けば、それこそスーツケースと同じ感覚で運べるのである。

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