Bontrager Aeolusホイール導入記録 第二回:カラーコーディネイト

過去のエントリは↓から。

Bontrager Aeolusホイール導入記録
  第零回:Leopard Trek 2011年モデル ~Aeolusホイール年度別比較~
  第一回:エアロ装備の威力
  第二回:カラーコーディネイト(このエントリ)


速さには関係ないと言いつつも、実は単なる見た目にとどまらず重要だと感じるのがカラーコーディネイトである。

自転車は一番重要なエンジンが人間本人である以上、ライダーのモチベーション、意識、気合が重要となってくる。自分にとって良いと思える自転車は、それだけでライダーのモチベーションを高めてくれる上、乗り気にさせてくるのでトレーニングにも気合が入る。ということで、ロードバイクの走行性能をエンジンの調子も含めて広義で考えれば、いわゆる「見た目」も走行性能に影響してくる重要なファクターである。

この点、ロードバイクのホイールカラーは、黒をベースにして赤が大半を占める。Mavicなどはブランドカラーのおかげで黄色のデカールがあるが、カンパニョロにしろ、フルクラムにしろ、ファストフォワードにしろ、SRAMにしろ、American Classicにしろ、全てレッド系デカールである。

自分は↓のようなTシャツを買うくらいだから別に赤い色が嫌いなわけではないし、レッドを基調にしたロードバイクのカラーリングにも惹かれるのだが、いかんせんブルー系で統一されたTrek Madone 6.9 Proにレッドのホイールとなると、赤と青という原色同士のカラーリングになり、自分的には没のカラーリングになってしまう。



ということでまずは獲らぬ狸の皮算用。画像加工ソフト(というかFireworks)で各カラーのホイールを履いた場合のイメージを比較してみる。ブルー系は、アップルシードブルー、プラシッドブルー、ラグーンの三種類。それぞれ水色、紺色、翡翠色?(青と緑の中間)に似た色になっている。

ちなみにこちらが今履いているAeolus 5.0クリンチャーホイールのもの。画像ではSRAMのRED仕様になっているが、自分のものはShimanoのDura-Aceなのでシフターのフードカバーもブラックになる。



まずはアップルシードブルー。見て分かる通り、フレームカラーにも水色はアクセントとして入っているので合わないわけではないが、フレームのブルー系統に比べてちょっとホイールが明るすぎて浮く感じがある。



次にプラシッドブルー。自分のTrek Madone 6.9 Proは、光加減によっては誰が見てもブルーに見えるのだが、紺色~緑がかった青に近いので、原色の青というか群青色(ウルトラマリンブルー)に近いプラシッドブルーは微妙に合わない



最後にラグーン。フレームカラーから見るとこれが一番統一感が出ている。が、いかんせんラグーンといっても緑が強いとグリーン系に見えてしまうので実際の見え方次第で違ってくる危険性があるかもしれない。というのも、画像加工に使ったホイールイメージは、フロントとリアで同じラグーンなのに微妙に明度に差があって、太陽光の下で実際に見えるカラーがどういう風になるのか想像しにくい点があった。(Googleの画像検索などでもほとんどサンプル画像が出てこない)



以上、ブルー系三色を比較してみた。実際は光のあたり具合によっても見え方が変わるので、サンプル画像だけではなんとも決め辛いところがあるが、フレームの基本色に合わせてラグーンに決定

ちなみに先行して紹介すると、以下が紆余曲折を経て実際に購入したラグーンカラー。むしろアップルシードブルーやプラシッドブルーと言ってもそう見えてしまうくらい光のあたり具合で見え方が変わるのがわかっていただけると思う。

ラグーンカラーにフラッシュをたいて撮ったもの。アップルシードブルーと言われてもわからないかもしれない。



ラグーンカラーを暗い場所(上の写真と同じ場所)でフラッシュをたかずに撮ったもの。ラグーンというか普通にブルーに見える。



ちなみにこれらの比較のために画像加工をしたのが2010年9月24日。なぜこんなに長期間にわたって検討してきたのかは次回に詳しく述べたいと思う。ということでBontrager Aeolus 9.0 Lagoonでホイール購入への重い腰を動かすことになった。

次回へ続く。


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