心配しながら起床直後に最新の天気予報を確認すると6時台は10%にまで落ち着いたので早朝トレーニングに出発。
今朝のチーム練習はタイムトライアル。
「一周+ヒルクライム」を全力で、その後「一周-ヒルクライム」を回復走、それを3セット繰り返す。
Presidentのドン、リッチー、ノーム、2人のジェフと一緒に走る。
が、みんな速い。ドラフティングをしないように注意しながら必死で食らいついていく。
1セット目のタイムを見ると8分18秒。平均時速39kmペース。速い。
2セット目は8分23秒、3セット目は8分28秒。レースペースで走っていく。
結局、抜いたり抜かれたりしながら3セット終了。
とりあえず遅れることなくついていけた。
やはり競争形式で走ると単独で走るよりも追い込むことができる。
というか、このタイムを見る限り、少なくとも半年前の自分だったら練習についていけなかったと思う。
それにしても、よーいドンで一斉にお互いチェイスし合うなんて楽しいこと、じゃなくて、おもしろいこと、じゃなくて、きついことをやっていたとは。こんなトレーニングしてたら嫌でも速くなる。
回復走中にScottに乗っている方のジェフとレース経験について話しする。
すでにCat5のレースを14回ほど走っているというと、「Cat4にアップグレードしたら?」と勧められる。
なんと、メンター(チームのコーチ的レーサーで、早朝トレーニングのメニューも彼が決めてくれている。Cat1らしい)のエリックがアップグレード承認者で、ニューヨーク市のロードレーサーがアップグレード申請する場合、彼が承認を行っているとのこと。同じチームにそんな人がいるとは改めて良いチームに入ったものだと思わされた。
ちなみに先ほど書いた通り、半年前の自分では千切られて練習についていけなかっただろうから、こうしてアップグレードを勧めてくれるのも、彼ら(おそらくCat4)に遅れずに走れた自分を「Cat4でも走れるレベル」と認めてもらえたということだろうか。
特に自分はネイティブに比べて英語が流暢ではないので、「こいつと一緒に走ると良いトレーニングになる」と彼らに思ってもらうためには、走りで認めてもらうしかない。
結局自分の実力を証明するものは自分の脚なので、チームにとって有益なレーサーになれるように脚を鍛えて実績を出していければと思う。
そういえば、リッチーは以前タイムトライアル形式で一人で練習している自分を見かけて知っていたとのことで、黙々と単独でトレーニングしていた当時の自分を覚えていてもらえたというのは光栄である。
そう考えると、半年前の練習も、一人で走っていた早朝トレーニングも、すべては今の糧になり力に結びついているということだろう。そして今のトレーニングが半年後に実るのだろう。まさに毎日踏んでいるペダルが、将来の自分を前進させるといっても過言ではないと思う。
なにか今になってきつい練習をし続けるモチベーションがわかった気がする。以前は、トレーニングをやめることによって、せっかく鍛えた筋肉が衰え、これまでの努力を無駄にしたくないという強迫観念的なものだと思っていた。しかし、それは自分の限界を越え続ける達成感であり、限界が限界でなくなる喜びである。
おお! 名言出ましたね。
返信削除忘れないように心のノートに書き込んでおきます。
自分が住んでる所もとうとう梅雨入りして実走できません(><)
正直ローラー台は詰まらないですが、上記の言葉を胸に頑張ります。
名言と呼んでいただけるほどのものかはわかりませんが、私の経験談(?)でモチベーションアップに繋がっていただければ幸いです。
返信削除梅雨はつらいですね。ニューヨークは梅雨はないですが、降雪の季節になると1,2週間でも雪が溶けずに同じような状況になります。値段は高いですが、TacxとかのPC連動型ローラー台はいろんなコースをシミュレートできますし、ゲーム感覚でコンピュータとレースしたりもできるので室内トレーニングのお供としては有効かもしれません。